ユナイテッド航空については、以前サンフランシスコ発成田行きの飛行機で機内食のクオリティーが低いと言う記事を書いています。(ページ下にリンクあり)
ユナイテッド航空はアメリカ3大航空のデルタ航空・アメリカン航空と並ぶ大手航空会社です。
今回はそんなユナイテッド航空の短距離国際線・バンクーバーからサンフランシスコまでの便の記事を書いていこうと思います。
日本の航空会社ではあまりないような珍しいこともありました。
ユナイテッド航空 ~概要~
まず初めにユナイテッド航空について説明していきたいと思います。
ユナイテッド航空はアメリカイリノイ州シカゴに本拠地を置く大手航空会社です。
航空連合はスターアライアンスに所属しておりANAとは密接な関わりがあります。
ANAでアメリカ行のチケットをとったらユナイテッド航空の便だった、なんてこともあるほどです。
そんなユナイテッド航空は全世界に路線を展開しており日本からはハワイ・アメリカ本土・グアムなどの日本から南方のアメリカ領土への便を飛ばしています。
スターアライアンスの中心的な航空会社ですが、近年はそのサービスの悪さが顕著に報道されており、オーバーブッキングでお客さんを引きずり下ろした事件。ペットの動物を無理矢理収納スペースに詰め込み窒息させてしまった事件。など不名誉なニュースが多いです。
ここからそんなユナイテッド航空のカナダ短距離国際線のレビューを書いていきます。
ゴミが散らかっている? そんな事は気にしないアメリカの航空会社
・フライト情報
便名:ユナイテッド航空618便
出発地:バンクーバー(6:26)
目的地:サンフランシスコ(8:50)
フライト時間:2時間24分
機材:A320
カナダバンクーバー国際空港から早朝6時発の便でサンフランシスコへと向かいます。
今回はANAから予約した日程でサンフランシスコ・成田を経由してシンガポールが最終目的地です。
朝の誰もいないカウンターでスムーズにチェックインを済ませて出国スペース向かいます。
するとまだ出国を担当する管理官が来ておらず、30分ほど待つとアメリカの入国審査官がのろのろと入ってきます。
実はカナダの空港ではアメリカ到着後の乗り継ぎの利便性を考慮し、カナダの空港内でアメリカへの入国をすることができます。アメリカの審査官にパスポートをチェックしてもらい搭乗ゲートに向かいます。
バンクーバー発の便は混み合っていることが多いですが、早朝なのでこの便の搭乗率はたった50%ほどです。搭乗開始の合図がありそのまま機内に向かいます。




まず着席して驚いたことが、床一面にクッキーのカスが転がっています。笑
昨日深夜にバンクーバーに到着してしばらく駐機してあるにもかかわらず、飛行機内の掃除が完璧にされていないとはびっくりです!笑
しかし、正直これがアメリカの航空会社、と言ったところ、乗客の方も汚いとは言っているものの、さほど気にもせず自分の席についていきます。
やはりそういった細かいところの気遣いが日本の航空会社との違いなのだなとせつに実感しました。
飛行機は定刻でプッシュバック、滑走路に向けて進んでいきます。するとちょうど朝日が昇ってきて非常に綺麗な光景が一面を包みます。滑走路から離陸し、南の進路を変えると一直線にサンフランシスコへ向け飛んで行きます。




途中でもう一点、機内誌を見ていて驚いたことがありました。
機内誌の1番最後のクロスワードのパズルがすべて他の乗客にて記入済みでした。笑
これは多分日本の航空会社でもあることですが、アメリカのコメディー番組などでは、たまに皮肉としてネタとされていることが自分の身に起こって少し苦笑いです。笑

ちなみに、アメリカからの近距離国内線は機内食などはついてきません。
日本の国内線と同じようにドリンクサービスが主流です。
またアメリカらしくスナックなどもついてきます。日本からだと短距離国際線でも大手航空会社なら機内食がついてくるので、同じ感覚でお腹を空かせていくと自腹で買うか我慢する羽目になります。笑





サンフランシスコ上空につくと、一面の白い雲に町は覆われていました。
さすが世界に名だたる大都市。
外を見ると上昇して行く飛行機や降下していて飛行機がたくさん見えます。
飛行機は順調に高度を低下させ無事にサンフランシスコ到着です。

まとめ
今回はユナイテッド航空の短距離国際線乗ったレポートを書きました。
機内が汚れていたこと、そしてクロスワードのパズル等、正直あまりサービスに力を入れていないのではないかと思う水準でした。
ただその分、アメリカの航空会社はコストパフォーマンスが良く、日本の同じような距離の路線と比べるとかなり安値で航空券を買える印象です。
とことん無駄を省くといったところはまさにアメリカと言う印象でした。
最後に、着陸後に到着が早すぎて、飛行機が入るゲートが開くまで30分ほど地上で待機しました。
その間トイレに行きたくて死にそうでしたが、保安上だめだと客室乗務員の方は絶対にいかせてくれませんでした。笑
正直困りましたが、こういった規則の面に関しては他と比べて1番しっかりしているのがアメリカの航空会社です。
安全といった面では世界からも高い評価を受けており安心できる点なのではないかと思います。


機材を見るとB737-◯MAXではないですか
清掃の内容も参考になりますが、無事にフライトを終えられた事が何より良かったです
機材はA320でした!!
どこかで利用したユナイテッドのMAXの画像が入ってしまったようです。
ボーイングの信頼も落ちたものですね(笑)