日本のお隣の国・台湾では日本のメーカーやお店も多数進出しており、ファミリーマートやセブンイレブンなども多数店舗を展開しています。夜中でも営業しており、利便性も良いことから、地元民ならず観光客にも必要不可欠なのが、台湾のコンビニです。
台北や高雄など大都市のみならず、台湾の田舎部にも日系コンビニチェーンは進出しており、文字通り台湾全国に進出していて、地元民からも愛されている存在です。
それでは、日本のコンビニはカップラーメンやお弁当・おにぎりなどの食料品から歯ブラシ・シャンプーなどの日用品まで、たくさんのものを取り扱っていますが、台湾のコンビニはどういった商品を置いているのでしょうか??
今回は、台北や高雄・台南など大都市でも多くの店舗を持つ、ファミリーマートで、台湾のコンビニのラインナップを徹底調査して参りました!!
日本のファミリーマートが台湾ではどのような雰囲気なのかを見ていきましょう!!!
*この記事は2019年11月時点の情報を参考にしています。最新情報と異なる可能性もございますのでご了承ください。
*料金は2019年11月2日現在のレート(10台湾ドル=35円)を使用していますのでご了承ください。(なお金額の端数は切り捨てています)
台湾のコンビニ事情

台湾には日本と同様、多数のコンビニチェーンが展開しているコンビニ激戦区です。
主にセブンイレブン・ファミリーマート・ok-mart・Hi-Lifeといった、日系と台湾系代表コンビニチェーンを合わせて、10000万店舗以上のコンビニがひしめき合っています。
中でも台北市内のコンビニの数は群を抜いており、コンビニを一度も見ずに台北観光するのは絶対に不可能でしょう。
そんな台湾では、コンビニでありとあらゆるサービスを受けることができます。
例えば、チケットの発券機やATMも備え付けられており、日本と同様、お金をおろしたりチケットを手配することも可能です。
また、タバコやお酒などももちろん売られており、24時間営業の店舗も多いことから、非常に使い勝手が良いです。
さらに、台北市内のみならずとも、台東県などの台湾の田舎部にも出店しており「他に何もお店がないけどセブンイレブンだけがあって助かった!」などという体験は多々あります。
以前、筆者がバイクに乗って台湾内を移動した際は、駐車違反の切符を切られたのですが、その支払いをセブンイレブンで出来たりと、行政関係のサービスも行っています。
ただ、日本のコンビニと違い、トイレがある所はあまりなく、コピー機も少ないので注意が必要です。一方、お湯や電子レンジも使用可能で、イートインコーナーを設けた店舗も多くあり、店内で食事をとることも可能。カップ麺や弁当なども買ってすぐに食べることが出来ます!!
台湾のコンビ二を徹底調査!!(商品等)
もはや、台湾人の生活にとって必要不可欠となっている、台湾のコンビニの商品やその値段を見ていきましょう!!!

まず台湾のコンビニに入るとほぼ必ず置いてあるのが、こちらの煮卵です…!
台湾旅行に行った人ならわかると思いますが、なかなか独特なにおいを放っており、台湾初心者や初めての海外の方には少し鼻に着く香りかもしれません。(ちなみに筆者は、5回目の台湾旅行で初めて口にすることが出来ました笑)
においは独特でも、味はまあまあで、台湾料理には欠かせない煮卵は、レストランなどでもサイドメニューとして提供されたりしています。
台湾に行った人が受ける洗礼として、コンビニの卵はあまりにも有名な一品です。(笑)




まずは、レジ横においてある商品を一気に紹介したいと思います。
台湾では、日本のコンビニと同様、おでん・ソーセージ・肉まんといった温かい料理が、専用の装置で温められておりいつでも購入可能です。
中でも、おでんは一年中熱い台湾ですが、ほぼすべての時期で販売されており、台湾人にとっても非常に人気の商品となっています。(一部店舗では販売してないです)
味も日本のおでんとかなり似ており、日本料理が恋しいときにもおすすめです。
一方、ソーセージはほとんどのコンビニに置かれており、専用の機械でくるくる焙られながら販売されています。バンズを買ってホットドックとして食べることが人気です。





台湾のコンビニには非常に多くの飲み物が陳列しています。
暑い気候である台湾では、飲み物は必需品で、特に甘い飲み物が人気の傾向が強くあります。「緑茶」を買ったつもりが、砂糖が入っていて甘ったるくて飲めなかったりしますので、お茶を買う際は「無糖」の物を選びましょう。
お茶や水の他に、紙パックに入ったミルクティーなども大変人気で、どこのコンビニでもたくさんのパックティーが売られています。
最近では、スムージーや100%の果汁ジュースなど、健康志向の飲み物も増価傾向で、ありとあらゆる飲み物が手に入る台湾のコンビニです!!
・「ミネラルウォーター(安いもの)」:20台湾ドル(70円)
・「オレンジジュース(100%)」:45台湾ドル(157円)
・「ウイダーゼリー」:38台湾ドル(133円)
・「紙パックの飲み物」:20~30台湾ドル(70~105円)










台湾のコンビニには、おにぎりやお弁当を含む多数の総菜類が販売されています!!
なかでも、お弁当は日本の技術やレパートリーがそのまま台湾バージョンになって販売されており、台湾版冷やし中華やカレー弁当・スパゲッティーなど、どれにしようか迷ってしまうほどの種類です。
店舗によっては、寿司なんかも売っており、「日本好き」な人が多い台湾ならではの商品ラインナップです。
・「おにぎり」:33台湾ドル(115円)
・「カレー弁当」:70台湾ドル(245円)
・「サラダチキン」:59台湾ドル(206円)
・「カップスープ(味噌汁)」:35台湾ドル(122円)
・「海苔巻き」:39台湾ドル(136円)




台湾のコンビニでは、お酒もしっかり販売されています。
店舗によりますが、その種類はかなり豊富で、日本銘柄のビールから、台湾では有名な「台湾ビール」、紹興酒やワインなども取り扱っています!
なかでも、「台湾ビール」は、日本の「オリオンビール」のような、暑く湿度が高い風土で美味しいあっさりとしたテイストで、台湾に来たら是非飲んでもらいたい飲み物です。
・「台湾ビール 350ml」:35台湾ドル(122円)
・「ほろ酔い ブドウ味」:59台湾ドル(206円)

台湾のカップラーメンは種類も多く、クオリティーも高いと評判で、コンビニにも多数の種類が列に並んでいます。
台湾のカップ麺に関しては、他の記事でも紹介していますので、そちらもご参照ください。
・「カップラーメン」:35~55台湾ドル(122~192円)



続いてはお菓子類です。
台湾では日本のお菓子が大好評で、上の写真のように「カラムーチョ」や「ブラックサンダー」など、日本語のままで販売されているお菓子も多数見受けられます。
外国メーカーのお菓子が多くあり、台湾メーカーのお菓子のほうが、数が少なめな印象を受けるほどです。
・「Lay’s ポテトチップス」:30台湾ドル(105円)
・「ブラックサンダー (小)」:15台湾ドル(52円)
・「チョコバー(台湾)」:20台湾ドル(70円)




総括
いかがだったでしょうか?
台湾は日本人に人気の観光地で、多くの人が台北旅行に出かける昨今ですが、コンビニには日本とは全く異なった商品が多数置いてあり、異国情緒が感じられてとても面白いと思います。
筆者は学生時代に4回ほど、大学・高校の友人と台湾旅行に出かけましたが、毎回台湾のコンビ二に置いてある煮卵の強烈な匂いとインパクトに、ほとんどの人が驚いていたのを記憶しています。(笑)
一方、日本のおにぎりを模した商品やお弁当なども置いてあり、日本の名残も若干店内には残っていて、台湾の料理に飽きた時などに、立ち寄ると良いでしょう。
旅行などで台湾に行く際は、ぜひとも現地のコンビニに足を運んでみることをおすすめします!!
日本では手に入らない商品を置いており面白いですし、少し喉が乾いたときや小腹が空いた時も、たくさんの商品が置いてあり使い勝手が良いですよ!!!
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