羽田空港を中心に宮崎・鹿児島・大分・熊本・長崎など九州の各地に就航し、九州を代表する航空会社が「ソラシドエア」です。
かつて、「スカイネットアジア航空」として就航を開始したソラシドエアは、2011年に現在の社名に変更し、羽田空港を拠点に九州・沖縄などへの路線を主に展開しています。
そんなソラシドエアとは、一体どのような航空会社なのでしょうか?
また、機内サービスや機内設備はJALやANA・その他国内線航空会社と比べてどのような特徴があるのでしょうか?
ソラシドエアについて、羽田-大分路線に搭乗した際の雰囲気・サービス等を含め、初めて利用される方向けに解説していきたいと思います!!!
*この記事は2019年12月の情報を参照しています。最新の情報と異なる可能性がございますのでご了承ください。
ソラシドエアとは?航空会社の解説!
それではまず初めに、「ソラシドエア」とはどういった航空会社なのでしょうか?
ソラシドエアは九州の宮崎県宮崎市に本社を置く、九州・沖縄地方を本拠地とした地域密着型の航空会社です。現在は、羽田空港・那覇空港をハブ空港として、九州地方への路線を多数運行しています。
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そんなソラシドエアは、1997年に誕生した中堅航空会社の1社です。
2011年までは「スカイネットアジア航空」という名称で、ANAとは密接な関係にあり、多くの便でコードシェアをしています。ANAのウェブサイトから「ソラシドエア運行」の航空券を予約することも可能となっています。
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また、中堅航空会社としてスカイマークのように、大手よりチケットが安くフルサービス(ドリンク・荷物預かりなど)である事が特徴です。
運賃も大手より安く、羽田−大分路線だと以下のような運賃になっており、フルサービスなのに安価なチケットはお客さんに大変人気です。
羽田-大分の運賃(2ヶ月前に予約した際の2月14日(金)の例) | JAL | ソラシドエア |
最も安い運賃(予約変更不可) | 13890円(スーパー先得) | 13090円(バーゲン35)・最安値 |
大人普通運賃 | 40890円 | 35890円 |
一方、機内サービスは大手航空会社と同じようなサービスが展開されています。
飛行機はANAやJALも使用しているボーイングB737-800型機(174/176座席)を使用しています。座席間隔も大手と変わらない間隔で広々としています。
フライト中はドリンクサービスが無料で、九州の特産品を使用した「アゴユズスープ」が非常に人気です。
また、wifiの装備はありませんが、ソラシドエア専用の動画・音楽視聴のプログラムがあり、スマートフォンを通じて視聴することが可能です。
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搭乗レビュー/解説
ここからは、九州の航空会社「ソラシドエア」の実際のフライトについて紹介していきたいと思います!
今回は東京/羽田空港から大分空港までのフライトでソラシドエアのサービスや機内設備の詳細を見ていきましょう!!!
フライト情報
便名:ソラシドエア 91便
出発地:東京/羽田(11:00)
目的地:大分(12:45)
フライト時間:1時間45分
機材:B737-800
料金:片道38,590円(大人普通運賃)
空港から搭乗まで
搭乗するのはソラシドエア91便・羽田発大分行きです。
ソラシドエアはANAと密接な関係にあり、91便もANAとの共同運行便です。
羽田空港に着くと、早速ANAのチェックインの機械へ向かいます。ソラシドエア は、予約システムもANAと共通しているため、ANAの機械でも搭乗手続き等を済ませることができます。ソラシドエアのカウンターもあるのですが、空港の端っこにありかなり遠いので、ANAの機械でチェックイン・荷物預けをして、保安検査場へ向かいます!
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保安検査場を抜けて、バス搭乗のゲートまで向かいます!
ソラシドエアやエアドゥなどの中堅航空会社はバスでの搭乗も多いようで、お昼出発の鹿児島・宮崎行きの便もバス搭乗の案内になっていました。
しかし、ゲートについてみると「大分行きの便はゲートを変更しました」とのことで、ボーディングブリッジからの搭乗に変わっていました。
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変更されたゲートに着くと、既に飛行機が駐機していました。
ソラシドエアが使っている航空機はB737-800型機という、世界中でベストセラー機として運行されている信頼性の高い飛行機です。
時間になるとソラシドエアのグラウンドスタッフがやってきて搭乗開始となります。ANAとコードシェア便ですので「ANAの上級会員の方」は優先搭乗で機内に入ることが可能です。
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機内サービスは?(羽田-大分路線)
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飛行機は定刻でプッシュバック・離陸し、順調に高度を上げていきます。
ソラシドエアの内装は「可愛らしく」「華やかな」印象で、シートのデザインなどにも遊び心が入った機内となっています。ビジネス向けというより、観光向けの機内内装になっていました!
また、最近導入した機材では、全席でコンセントが設置されたり、タブレット用の専用置き場が装備されたりと機内環境も年々改良されているようです。
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離陸してから10分ほどすると早速サービスが開始されます。
ドリンクは大手同様、無料でコーヒー・水・ジュース・あご柚だしなどの中から選択できるようになっています。
一方、機内エンターテイメントでスマホなどから、ソラシドエアの機内プログラムが視聴可能で、wifiがない分、退屈な時間を減らす工夫がなされていました。
機内のサービスを担当する客室乗務員は、以前、同じ中堅航空会社のエ○デゥーに乗った時「CA全員が疲れ果てた表情で無愛想」だった事が印象に残っていましたが、ソラシドエアは感じの良い方ばかりで、後ろの乗客の方は「大分のおすすめ観光スポット」の話で、終始盛り上がっていました。
「空から笑顔の種を撒く」がソラシドエアの理念なので、サービスの良さと客室乗務員のフレンドリーな接客も特徴の一つなのでしょうね。
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ドリンクを配り終わった後は、各々ビデオを見たり、睡眠を取ったりと機内はゆったりとした空気が流れていました。
ちなみに、ソラシドエアは今後国際線進出も視野に入れており、九州から台北へのチャーター便も多数運行しています。国際線に進出した暁には、機内食なども気になるので是非利用してみたいものです!!!
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総括
いかがだったでしょうか?
国際線と比べて国内線は、フライト時間が短くサービスに力を入れずらい面も多々あると思います。しかし、ソラシドエアのフライトは非常に快適で、CAの接客も良く非常に良い印象を持ちました。
また、運賃も大手より安く利用しやすいので、九州・沖縄地方へ旅行の方は、是非利用してみる事をお勧めします!
さらに今後は、国際線への進出も期待しましょう!!!
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