皆さんはアメリカの航空会社と言ったらどこを思い浮かべるでしょうか?
アメリカン航空・デルタ航空・ユナイテッド航空と日本に就航している航空会社は3社あります。
また日本の翼である日本航空やANAもアメリカにたくさんの便を飛ばしており日米の航空路線は激戦区となっています。
それでは、アメリカに旅行やビジネスで渡航する際、日系の航空会社を含め、最もお勧めの航空会社は一体どこなのでしょうか?
それぞれの航空会社の特徴やサービスの質の違いについて評価をつけていきたいと思います!
なお、今回は日本からアメリカ本土へのお勧めの航空会社を紹介します。ハワイとアメリカ国内のお勧めの航空会社は別の記事にまとめてますので、それぞれの記事でご参照ください。
#料金は11月の平均(7月時点)から「高め」・「普通」・「安め」で表記します。ただ、時期・路線によって変動しますのでご了承ください。
#2020年2月現在の情報を使用しています。最新の情報とは異なる可能性がございますのでご注意ください。
#就航都市は日本国内からアメリカ本土への就航都市です。グアム・ホノルル便等は含みません。
JAL
設立:1951年
料金:高め
保有機数:170機
就航都市:成田/羽田/関西
直行便就航都市:ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・シカゴ・ニューヨーク・サンディエゴ・ダラス・ボストン
サービス(最も安いエコノミークラスでのサービスの有無)
-荷物預け:無料
-マイレージ制度:あり
-機内食:無償提供
-ドリンクサービス:無償提供
-事前座席指定:無料
・安心の日系航空会社
・エコノミーの座席が広め
まず初めに紹介するのが日本航空です。日本人で知らない方はおそらくいないと思います。
そんなJALの便では、日本流おもてなしの高いサービスレベルを感じることができます。
帰国の際も日本航空の機内に入った瞬間から、客室乗務員が温かい笑顔で迎えてくれて、帰ってきたという安堵感に包まれることでしょう。
また機内食のクオリティーは非常に高く、エコノミークラスの機内食でも、有名シェフの監修メニューや、吉野家・モスバーガーなど日本の飲食店とのコラボメニューも充実しています。
そんな日本航空で特筆すべきことがエコノミークラスのシートです。
例として、普通ボーイング787という飛行機の横1列の座席数は9座席が標準ですが、日本航空は8座席の仕様を採用しており、他の大手航空会社より横幅にスペースがあります。
たかだか1座席分と思いきや、10時間近くの北米路線では体の疲労具合が全く違います。
筆者も日本航空のボストン線を利用したことがありますが、行きのデルタ航空に比べ、横のスペースが広めで非常に快適でした。
また客層から言うと、日本人の乗客が多く機内も静かです。
ANAの場合はアメリカの方や、東南アジアから乗り継ぎで、アメリカに行くお客さんがたくさんのっているため、JALの方が少しほっとできます。
しかしそんな日本航空の運賃は他の航空会社より少々高めの設定です。
少し高いお金を払っても乗りたくなってしまうのが日本航空といったところで、お金に余裕があって飛行機ではゆっくりしたい人には最もオススメの航空会社です。
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ANA
設立:1952年
料金:やや高め
保有機数:238機
就航都市:成田/羽田
直行便就航都市:ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・サンノゼ・ヒューストン・シカゴ・ニューヨーク・ワシントンDC
サービス(最も安いエコノミークラスでのサービスの有無)
-荷物預け:無料
-マイレージ制度:あり
-機内食:無償提供
-ドリンクサービス:無償提供
-事前座席指定:無料
・安心の日系航空会社
・高い安全性
・就航便数が多い
ANAは近年日本航空を抜き日本で最大の航空会社になりました。
そんなANAではJALと同じく、日本のレベルの高いサービスを受けることができます。
また近年、新造機を急ピッチで導入しており、アメリカに就航するほとんどの飛行機が最新鋭の機材を使用しています。こういった最新の機材では、機内の湿度が高めに保たれていたりと、長時間のフライトでは非常に嬉しい環境が整っています。
食べ物でいうと、ANAの食事の味付けは日本人好みのものにされており、とてもおいしいメニューが多いです。
ビジネスクラスでは軽食メニューとして、ラーメンやおにぎりなども提供されています。
そしてANAの特筆すべき点として、就航便数と提供座席数の多さが挙げられます。
ロサンゼルスには大型機を毎日3往復飛ばしており、さすが日本最大の航空会社とだけあって、就航地も就航便数も最多です。
またたくさん座席を提供している分、日本航空より若干安めにチケットを買えることが多いです。
日本航空と同様でビジネスマン層が多いですが、自信を持ってお勧めできる航空会社です。
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デルタ航空
設立:1929年
料金:普通
保有機数:911機
就航都市:羽田/中部/関西
直行便就航都市:ロサンゼルス・シアトル・ポートランド・ミネアポリス・デトロイト・アトランタ
サービス(最も安いエコノミークラスでのサービスの有無)
-荷物預け:無料
-マイレージ制度:あり
-機内食:無償提供
-ドリンクサービス:無償提供
-事前座席指定:無料
・コスパが良い!(安め)
・便数が多く利便性が高い
デルタ航空は成田空港ハブ空港としており、北米路線のみならずアジア各国の便も就航しています。
そんなデルタ航空は、唯一、名古屋から北米への直行便を就航させており、デトロイト-セントレアを毎日一便運航しています。
上述した日本の航空会社と異なり、デルタ航空のサービスはアメリカ式のサービスです。客室乗務員の方は非常にフレンドリーで「日本の手厚すぎるサービスはいらない」と言った人にはお勧めです。
そんな中デルタ航空で特筆できる事は、機内食のクオリティーです。
十数年前までのデルタ航空の機内食は非常にまずいと不評でした。しかし近年は食事にも非常に力を入れており、エコノミークラスの機内食でもボリュームたっぷりのステーキなどが出てきます。
さらにアメリカの航空会社とだけあって、食後のデザートやドリンク、軽食などもボリュームがあり、おなかいっぱい食べさせてくれます。
一方デルタ航空の気になる点として、就航都市が挙げられます。
就航している都市はどちらかと言うとあまりメジャーでない都市が多く、アメリカに着いてから乗り継ぎ便に乗って最終目的地に向かうといった旅程が多いです。
その分、価格も日系2社よりだいぶ安くなっていますが、サービスのレベルや価格面から考えると非常にコストパフォーマンスの良い航空会社です。
アメリカン航空
設立:1926年
料金:やや高め
保有機数:941機
就航都市:成田/羽田
直行便就航都市:ロサンゼルス・ダラス・ニューヨーク・シカゴ
サービス(最も安いエコノミークラスでのサービスの有無)
-荷物預け:無料
-マイレージ制度:あり
-機内食:無償提供
-ドリンクサービス:無償提供
-事前座席指定:無料
・世界最大の航空会社
アメリカン航空は日本航空と同じくワンワールドに所属している航空会社です。
他の日本の航空会社やアメリカの航空会社と比べて、日本の路線への就航便数が少ない航空会社です。
サービスのクオリティーはデルタ航空と同じく、いかにもアメリカのサービスといった感じで、余計な気遣いはいらないと言った方にはお勧めできます。
アメリカン航空も以前までは機内食が非常にまずいとネットで評判でしたが、近年ではそのクオリティーはかなり上がっているそうです。(アメリカに良く渡航している友人がなかなか良かったと言っていました)
また米国3大航空会社の中で、最も大きい航空会社とだけあって、アメリカに着いてからの乗り継ぎの利便性なども良いと評判です。
現時点では成田空港と羽田空港からアメリカ本土4都市に就航しており、今後の新規就航による利便性の向上に期待です。
ユナイテッド航空
設立:1926年
料金:やや安め
保有機数:787機
就航都市:羽田/成田/中部/関西
直行便就航都市:ロサンゼルス・サンフランシスコ・シカゴ・ワシントンD.C.・ニューヨーク(ニューアーク)・ヒューストン・デンバー
サービス(最も安いエコノミークラスでのサービスの有無)
-荷物預け:無料
-マイレージ制度:あり
-機内食:無償提供
-ドリンクサービス:無償提供
-事前座席指定:無料
・ANAのマイルを積算可能
最後に紹介するのがユナイテッド航空です。
筆者は今まで何度かユナイテッド航空に乗り、その機内食の不味さなどをレビューとしてあげてきました。(笑)
ユナイテッド航空の機内食のレベルはお世辞にも美味しいとは言えません。特にアメリカ発の路線では注意が必要です。
近年では、オーバーブッキングでアジア人の乗客を無理矢理引きずり下ろしたり、ペットの犬を収納スペースに無理矢理入れて死なせてしまったりと、世界中にマイナスの印象を与えてしまいました。
ただそんなユナイテッド航空。日本からアメリカ行きの便を調べると最安値で出てくることが多くあります。
日本の航空会社の便と比べて数万円近く安くなってることも多く、お金をとにかく節約したいと言う人にはうってつけの航空会社かもしれません。
アメリカの航空会社はサービスレベルはそんなに高くないですが、国からの指導で安全性においては、非常に厳しいルールがあります。
「飛行機なんて寝てればいいから、1円でも安いチケットが良い!!」と言う人には非常にお勧めします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現在日本に就航している北米行きの航空会社をまとめてみました。
筆者はここ4年間でアメリカ大陸を3往復しました。その際アメリカン航空だけは乗れなかったので、今後乗る機会があれば当サイトにも情報を追加したいと思います。
北米への航空券は決して安い買い物ではないと思いますので、旅の前にストレスがかからない航空会社を選ぶのが無難でしょう。
今後は、格安航空会社も北米路線を就航させる計画があるので、さらに安くてコストパフォーマンスの良い航空券にも期待しましょう。
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・各航空会社の特徴
・各航空会社の評判
・サービスの詳細(機内食・預け荷物など)