新型コロナウィルスで航空需要が激減する中、ANAや日本航空といった、国内の航空会社も大きな打撃を受けていると思われます。
今回の記事では、そんな国内線を大幅に運休している日本航空の羽田-青森線をレビューしていこうと思います!!
連日、ニュースで飛行機や空港がガラガラだとアナウンスされてますが、果たしてJALの国内線はどの様な様子なのでしょうか?
レビュー解説していきたいと思います!!
*この記事は2020年3月現在の情報を使用しています。最新の情報と異なる可能性がありますのでご注意ください。
(3月初めに仕事で青森に行った際についでにレビューしたものです。3月中旬からは不要不急の外出は控えております。)
新型コロナと航空業界
新型コロナウィルスで最も影響受けている業界の1つが航空業界です。
先日ANAが、「6000人ほどの客室乗務員を一時的に休業状態にする」といった決定を下すほど、事態は重大な局面にあります。
今回レビューする日本航空でも、国際線の9割と国内線の多くの便が運休している状態で、羽田発新千歳行きや伊丹行きなどの常に混んでいる航空路線も、ガラガラな状態が続いていると噂されています。
9.11同時多発テロやリーマンショックなどでも、ここまでの大規模な運休は起こらなかったので、今回の新型コロナウィルスによる、航空業界へのダメージは計り知れないものと思われます。
搭乗レビュー
それでは今回は3月初旬に搭乗した日本航空の羽田発青森便について見ていきましょう!!
フライト情報
日本航空は多くの便を欠航していますが、1日5往復ある青森便はすべて通常通り運行していました。
東京から青森の便はANAは飛ばしていないので、JALが唯一の利用できる航空会社です。
空港もガラガラ?(搭乗まで)
さて今回は、東京から青森向かいますが、浜松町からモノレールで羽田空港に向かいます。
モノレールの駅に着くやいなや、全く人がいない様子で、少々不気味なほどです。
通常モノレールの駅は常に混んでいるので、こんな事態は台風が直撃する時ぐらいなのではないでしょうか?


空港につくと、モノレールとは一変変わった印象で、まあまあの人が歩いてるのが散見されます。
まだ自宅待機要請が出る前だったからでしょうが、予想以上にたくさんの人が居て驚きです。(私みたいに仕事で動かなきゃいけない人も多いのではないでしょうか?)
ですがコロナウィルスの影響はたくさん見られて、保安検査場や手荷物預カウンターなどは、全く並ばなくていいほど空いています。


早速、保安検査場を通り搭乗口付近に行きます。
今回は人数が少ないからなのか、バスで飛行機への搭乗です。
「そろそろ搭乗だ!」と言う時間になっても、搭乗ゲートの前にはわずか30人ほどしか集まってきません。
機内についてから分かったのですが、今日の乗客の数は45人ほどだそうで、約160人乗りのB737にこれだけの乗客では、大赤字でしょうね…。


青森へ飛ぶ!!機内はガラガラ?

バス搭乗で機内に入り席に着きます。
機内の中は大方の予想通りガラガラで、横1列3席分をそれぞれの乗客が独占できる状態です。
また、キャビンアテンダントの方は全員マスクをつけており、少々重々しい雰囲気に包まれていました。
飛行機はその後、定刻通りドアクローズ。
青森までは飛行時間50分ほどと短い路線です。



離陸してからすぐにシートベルトの着用サインが消灯します。
新型コロナウィルスの影響で機内サービスは全くないと思っていましたが、暫くするとマスクをつけたCAさんがワゴンを引っ張ってこちらに近づいてきます…
すると、紙パックでのおーいお茶を頂きました!!笑
通常のドリンクサービスは中止しているみたいですが、最低限お茶の1本だけはどの路線でもサービスとして提供してくれるようです。




総括
短い路線なのでその後あっという間に青森空港に着陸、定刻で到着しました。
JALの国内線は、早朝発の便でも混んでいることが多く、隣の席が開くことなんて滅多にありませんでしたが、昼間の便でこんなにガラガラなのは本当に異常と言えると思います。
出発した羽田空港に人はいたものの、普段よりは圧倒的に少なく、他の便も搭乗開始直前なのに搭乗ゲート前に全く人が集まっていないフライトばかりでした。
この状態だと、新型コロナが予想以上に継続してしまった時、JALやANA、そしてその他の中堅航空会社が倒産しないか、本当に心配になってしまいます…。
日を追うごとに飛行機に乗れる状況じゃ無くなっていますが、一刻も早く窮地を脱して、また活気ある空港・機内を取り戻して欲しいですね!!
・出発地:東京/羽田(13:15発)
・到着地:青森(14:30着)
・所要時間:1時間15分
・機種:B737-800