【機内食まとめ】中国の飛行機 機内食はくそまずい!?? 機内食まとめ(中国の航空会社版)実際に食べた14フライトの機内食総括

皆さんは中国の航空会社といったらどういうイメージを持つでしょうか?

サービスがひどい・安全面が心配・日本語が通じるか不安といったネガティブな印象を持っている人が多いと思います。

そんな不安要素の1つが「機内食が不味いのではないか?」ということです。

ネット上では「中国の航空会社の機内食はとても不味い」といったコメントが多く書かれており、これから利用する方の不安を煽る結果となっています…。

それでは本当に中国の航空会社の機内食は美味しくないのでしょうか?

ここ4年間で7回ほど中国に渡航した筆者が、中国系航空会社の機内食のレビューを書いていきたいと思います!!

オムレツ(朝食メニュー)

・味:美味しい
・ボリューム:少なめ
・航空会社:中国国際航空
・路線:羽田-北京

早速、中国の航空会社の機内食はどういったものが出るか見ていきましょう!

はじめに紹介するのが朝食として提供されるオムレツです。

羽田発の朝の中国国際航空の便で毎度出てくる定番メニューです。

10年ほど前のフライトのレビューだと中国風のお粥が提供されており、味が薄いといったコメントが多く散見されますが、近年は西洋風のメニューも全便で提供されています。

味はいたって普通のアメリカンな朝ごはんです

ハッシュポテトソーセージも付いておりどれも非常にジューシーでおいしいです。

朝の便ということもあってフルーツもついてきました。

筆者は朝の中国国際航空を利用する際、いつもこのメニューを頼みますが、魚がのった焼きそばのメニューもあるそうです。

いずれにせよ日系の航空会社に遜色ないクオリティーです。

牛丼

・味:美味しい
・ボリューム:多め
・航空会社:中国南方航空
・路線:成田-大連

続いて紹介するのは中国南方航空の成田発の便で提供された牛丼です。

機内食としては珍しく、副菜等は専用のボックスに入って提供されました。

メインの牛丼は柔らかいお肉を使用しており全くと言っていいほど日本の味に似ています

一方ボックスには、中国語で書かれた怪しげなヨーグルト副菜などが入っていて味はまあまあです。

帰りの大連発の便も全く同じメニューだったので、おそらく中国国内で作られたミールなのだと思われます。

ただ日本に慣れており、中国の食品などに少し抵抗感がある人にはきついかもしれません。

ですが、客観的に味わってみると普通においしい牛丼です。

あんかけ焼きそば

・味:普通
・ボリューム:少なめ
・航空会社:中国国際航空
・路線:成田-上海

続いては中国国際航空の成田発の機内食です。

夜の上海便の機内食ではあんかけ焼きそばが出てきました。

焼きそばの上に中華風あんかけが掛かっており、正直そこまでおいしいとは言えませんが、不味くて食べられないという味ではありません

サラダには春雨サラダ新鮮な野菜がついてきており、栄養バランスもなかなかいいです。

2000年代初頭、中国の航空会社の機内食は日本発の便であっても、食べられないほど不味い料理が出てきたと言う話を聞いていたので、だいぶ改善されたのではないのかと思います。

北京発・チキン

・味:普通
・ボリューム:普通
・航空会社:中国国際航空
・路線:北京-シンガポール・北京-フランクフルト・ 北京-羽田

続いては中国国際航空の北京発のフライトで毎回出てくるチキンあんかけです。

非常に説明しづらいのですが、チキンに中国風のしつこいあんかけソースがかかっています。

日本ではあまり口にしないセロリなどが大量に入っており、苦手な人にとってはキツイかもしれません。

味は美味しくもなくまずくもないといったところです

ただ中華料理の本場だけあって、脂ギトギトの料理で機内では食べるには相応しとは言えないでしょう。(笑)

北京発の便では毎回この機内食が出ているので、エコノミークラスでは毎回同じメニューかもしれません。

北京発・シーフード

・味:普通
・ボリューム:普通
・航空会社:中国国際航空
・路線:北京‐シンガポール 北京‐フランクフルト 北京‐羽田

続いては同じく中国国際航空の北京発メニューであるシーフードあんかけです。

上述したチキンあんかけのチキンが、エビやイカなどの海産物に変わったものでシンプルな作りです。

チキンと同様にしつこい味付けで機内で食べたいとは思いませんが、不味くて食べられないというほどメニューではありません

サラダにはスモークサーモンなどがのっており、そちらはヘルシーでとてもおいしいです。

こちらのメニューもチキンと同様に北京発で毎回出てきます。

カレー

・味:まあまあ
・ボリューム:普通
・航空会社:中国国際航空
・路線:成都-成田

中国内陸の都市・成都から成田空港への便での機内食です。

野菜たっぷりのカレーが出てきました。

「中国のカレーはいかほどか?」と思って食べてみると、レトルトカレーに非常に近い味で日本人乗客の口にも合うと思います。

サラダエビなど海鮮が入ったフレッシュなサラダで、日系には及びませんが満足できるレベルでしょう。

右下に置かれている「原味」と書かれたパックの中にはザーサイが入っていました。

シンガポール風チキン

味:美味しい
・ボリューム:多め
・航空会社:中国国際航空
・路線:シンガポール-成都

最後に紹介するのは、シンガポール発中国行きの便で提供されたシンガポール風チキンライスの機内食です。

チキンは醤油ベースで味付けされており、柔らかくジューシーでなかなかの味です

シンガポールから中国の内陸部への便でしたので、どんなメニューが出てくるか非常に不安でしたがクオリティーとしてはかなり高いでしょう。

野菜なんかもたくさん入っており栄養バランスもいいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ここ4年間で中国の航空会社を10回以上使った筆者にとって、中国の機内食はそこまで低クオリティーでもない」というのが感想です。

中国の航空会社は以前、食事などのサービスにほとんど力を入れていなかったため、不味い機内食が出てきて悪い噂が日本中で広まったんだと思います。

また、中国で作られたものと聞くと日本人の中には最初から良いイメージを持たず、味わいもせずに不味いと言う評価を下す人も多くいるのではないでしょうか?

もし中国系航空会社で旅行する機会があったら、ぜひ偏見を捨てて味わって食べてみていただくことをお勧めします。

機内食のクオリティーは日々進化していますよ!

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