【ANA】最長路線・メキシコシティー行きビジネスをレビュー解説!北米路線ビジネスクラスはいかほどか?成田-メキシコシティー

皆さんはANAの国際線で最も距離が長い路線をご存知でしょうか?

ANAの最長路線の都市として東京から約7,000マイル(約11,250km)、遥か彼方に位置するのがメキシコの首都「メキシコシティー」です。

メキシコには自動車産業を中心に多くの日系企業が進出しており、特にビジネス客の需要が多く、ANAは成田-メキシコシティー間のフライトを毎日往復1便ずつ就航させています。そのフライト時間は成田発の便で約12時間ほどであり、偏西風に逆行する復路のメキシコシティー発では14時間以上もの時間がかかる、非常に長距離な路線です。

今回はそんなANAの最長国際線である「成田-メキシコシティー便」のビジネスクラスのサービスや機内食をレビュー解説していきたいと思います!!!

ANAの北米路線の機内サービスでは、どういったアメニティーや食事が提供されるのでしょうか?

ANAの最長路線はどの様な雰囲気なのかを、実際に搭乗したレビューを交えて解説していきたいと思います!!

*この記事は2020年2月現在の情報を使用しています。最新の情報と異なる可能性がございますのでご注意ください。

フライト情報

フライト:ANA180便
出発:東京/成田(16:40発)
到着:メキシコシティー(13:55着)
フライト時間:12時間15分
機種:B787-8

今回のチケットはメキシコシティー行きのビジネスクラスの航空券です!

マイルでの発券で、往路がビジネスクラスのメキシコシティー行き復路がニューヨークからのエコノミークラスのチケットで57,500マイルほどでした。それに加えて空港税と燃油サーチャージで26,900円ほどが別途でかかります。

ただ、北米の長距離路線のビジネスクラスは普通に買うと物凄くお高く、メキシコシティー行きの片道正規運賃は大体100万円ほど、予約変更が不可能の往復運賃でも安くて約55万円ほどと、マイルで予約するといかにお得かわかっていただけると思います。

ちなみに往路の飛行時間はメキシコシティー便が12時間と少しであり距離的には最長ですが、東京-ニューヨーク便の方が若干飛行時間が長く約12時間40分ほどです。ニューヨーク周辺の空域はいつも混んでいるので、そういった影響でメキシコ路線よりもフライト時間が長くなっているものと思われます。

ANAの最長路線・メキシコシティー便

ANAのメキシコシティー便は、他の路線と異なり変わった特徴があります。それが「復路では満席が難しい」と言う点です。

2017年2月から就航を開始したANAのメキシコシティー路線ですが、14時間かかる復路のメキシコシティー発の便は技術的に満席が難しいそうなのです!

実は、メキシコシティーは標高が2000m近くあり、富士山の五合目に当たる標高に位置しています。この高度では地上に比べ、空気が薄く、飛行機のエンジンは通常の空港と同じ出力を出す事ができません。その為に、ANAはメキシコシティー行きに強化したエンジンを搭載した機材を投入したり、復路の出発時間を気温が下がりエンジン出力が上がる夜中の1時に設定したりと対策を講じていますが、それでも満席はなかなか難しい様です。

そんな立地的な影響もあり、以前から成田-メキシコシティー間を運行していたアエロメヒコ航空は、2016年頃までメキシコシティー発の便では途中に別の空港で給油していましたし、破綻前に就航していたJALのメキシコシティー便はカナダのバンクーバーを経由していました。

満席が難しく難易度が高い路線ですが、ANAが直行便で就航してからは「メキシコへのアクセスが圧倒的に良くなった」と非常に評判で、特にメキシコには日系企業も多く進出しており、日本人サラリーマンからはかなり重宝されている様です。

就航当初はガラガラの便も多かったらしく、維持するには大変な路線かもしれませんが、貴重な日系航空会社のメキシコ路線として、今後も頑張って欲しいものです。

ANA

↑メキシコシティー行きの便に投入されている同型機・B787

空港から搭乗まで

メキシコシティー行き・180便の出発は16時40分で他のアメリカ行きの便と同じ時間帯の設定です。

成田空港のANAのビジネスクラスカウンターからチェックインしラウンジへ向かいます。成田空港のANAのカウンターは、ビジネスクラス用のレーンでも時間によってはかなり混んでいます。(エコノミーほどではないですが)

荷物を預けてチケットを受け取り手荷物検査場へ向かいます。成田空港にはビジネスクラスの専用手荷物検査レーンがあり、ほとんど並ばずに出国検査場まで進む事ができました。羽田空港や海外の空港には、ビジネスクラス用の優先レーンがないところも多いので、さすが日本一の国際空港といった様相です。

↑ビジネスクラスカウンターでチェックイン。ビジネスマンの日本人が多数並んでいました。

↑成田空港ではビジネスクラスの専用保安検査レーンがあります。

出国したらANAのラウンジに向かいます!

ANAのビジネスクラスラウンジについては別の記事にまとめます。(↓)

↑ANAのビジネスラウンジ。

搭乗開始時刻が出発の40分前でしたので16時にゲートへ向かいます。

ゲートは59A、バスでの搭乗です!!

筆者の知っている限り「ANAのメキシコシティー便はガラガラ」といった勝手な印象がありましたが、ゲートに着くと人で溢れていました。飛行機の座席は169人仕様の機体だったので「今回は満席かな?」と言った様相。就航当初はガラガラも多かった様ですが、ANAのメキシコシティー路線の知名度も拡大してきたと言う事でしょうか?

ANAのダイヤモンド(最上級会員)についで、グループ2で2番目に搭乗です!!

↑搭乗開始は定刻より10分遅れてのボーディング。日本人のサラリーマンや子連れで騒がしいゲート前。

↑バスでの搭乗です。バスはエコノミーの客と兼用。

↑本日の機体・B787-8(JA828A)。ANAの中では最上級のパワーを誇るエンジンを搭載。

↑隣にはベトナム・ホーチミンへ行くB787-9が。

ビジネスクラスの食事やサービスは?

バスで飛行機に向かい座席に着くと、大方の予想通りビジネスクラスはほぼ満席で、エコノミークラス・プレミアムエコノミーも満席近い様です。

座席に着くと、早速CAの方の挨拶に続きチーフパーサーの挨拶、ウェルカムドリンクのオレンジジュースかシャンパンの提供と優雅な旅の始まりです。

↑座席に着くと早速ウェルカムドリンク。シャンパンとオレンジジュースからの選択です。

↑定刻で成田空港を離陸しました。

座席

北米路線のビジネスクラスは新型の個室シート「The Room」「スタッガード」の2種類ですが、今回は後者のスタッガードの仕様です。

ドアさえ付ければ個室みたいな様相でもちろんフルフラッドにもなります。

全ての座席が通路に面しており、他の人に気を遣う事もなく楽々トイレやギャレーにも足を運べます。寝る際も座ったままフルフラッドに変形でき、幅もまあまああるので快適にアメリカ大陸まで寛ぎながら向かう事が可能です。

↑こちらはANAのスタッガードシート。

↑寝る際はこの様にフルフラットにする事が可能。

↑今回のフライトで綺麗に写真が撮れなかったのでB777の同型シートを載せておきます。

↑B777のスタッガード。B787とほぼ同じ配列です。

↑足元には足を置くゾーン(上段)と荷物を置けるゾーン(下段)が。

↑電源もUSB・iPod・コンセントと全て完備。

↑頭上には送風口があります。暑い時に風を送れます。

↑画面はなかなかの大きさ。コントローラーによる操作です。

↑横には荷物置きスペースが。(散らかっていてすみません笑)

↑リクライニング・フルフラット用のボタン。座りながら座席を変形する事が可能です。

↑こちらはモニター用のコントローラー。

食事

ANAの北米路線の食事は基本的にディナー→デザート→夜食(オーダー制)→朝食or昼食と言った流れで提供されます。

今回は、洋食のフィレステーキをインターネットで事前に注文していました。機内食は人気のものがすぐ無くなって、後ろの方の座席の乗客は残ったものしか選べない事も多々あるので、事前予約が可能な日本の航空会社のシステムはとても優秀です。

↑まずは温かいおしぼりが。

↑夜に喉が渇いた時に使えるミネラルウォーターももらえました。

↑今回の食事のメニューです。

↑洋風を選択。何が出るか楽しみです!!

↑まずはアミューズ。左から「オリーブとチーズ」「抹茶のパイスティック」「あんずのバター巻き」。

↑続いてアペタイザー「カニとホタテガイのタルタル エビのマリネ オレンジソース添え」「ブレッド各種」「コーンスープ」です。

↑慣れてないのでどう手を付ければ良いのか?笑ヘルシーでとても美味しかったです。

↑コーンスープ

↑メインの「牛フィレステーキ」です。

↑デザートは「プルミエショコラ」。

↑食後にはコーヒーを持ってきていただきました。

食事はどれも美味しく非常に満足でした。

国際線のフルコースは初めてですが、かなりの量が出てくるので、搭乗前はあまり食べすぎないことをおすすめします。

また、どの料理も一流のシェフが監修した料理でデザートは「世界最優秀のパティシエ賞」を受賞している、ピエール・エルメ氏のデザートが提供されます。

食事後にお腹が空いた際に提供されるメニューもかなり豊富で、今回いただいたロールキャベツの他に、豚骨ラーメン・銀だこのたこ焼き・サラダ・チーズ・親子丼・きつねうどんなど種類はかなり豊富で、さすが5つ星を何年も連続で受賞するエアラインだと感心しました!!

↑こちらは夜食で注文した「ロールキャベツ」有名店のシェフが監修したもので洋食のメインディッシュにもなっています。

↑ワイン・シャンパンの種類も豊富です。

↑食事が終わると明かりが消灯して就寝モードに。するとCAが就寝用のスピリッツを持ってきてくださいました。

↑こちらは到着前の食事。和食で「カラスガレイの麹漬け」
 アメリカ(大陸)到着前に本格的な和食はとても嬉しいです。

アメニティー

続いて北米路線のアメニティーについて紹介していこうと思います!!

筆者は以前、ANAの北京行きのビジネスクラスのも乗った事がありますが、短距離路線と違い、KOSEの化粧品ハンドクリーム・アイマスク・耳栓・歯ブラシと随分としっかりしたアメニティーがセットされていました。さすが長距離国際線と言ったところでしょうか!!

↑スリッパはしっかりしたタイプのもの。

↑ヘッドフォン うるさい機内でも映画などの音声が良く聞き取れます。

↑ブランケット

↑長距離国際線用(ビジネス)のアメニティーです。

↑就寝用のセットです。アイマスクはかなりしっかりしており帰国してからも愛用しています。笑

↑化粧品もセットになっています。KOSE「雪肌精」フェイスクリーム・化粧水・洗顔です。

その他

↑トイレは日系らしくウォシュレット付きです。

↑トイレ内のアメニティー。

ロサンゼルスの上空を通り、太陽が昇ってきたと思うと既にメキシコの上空。陸地にはメキシコらしい砂漠が一面に広がっています。

↑アメリカ大陸付近(太平洋上空)を飛行中。真っ暗だった空に太陽が昇り朝がやってきます。

↑ロサンゼルスを超えてメキシコに入った直後。メキシコシティーまでは約2時間30分ほどです。

↑徐々に降下を開始しメキシコシティー上空へ。山の上にある都市なので緑も多くみられます。

↑メキシコシティーに到着です。長距離フライトお疲れ様でした。

総括

いかがだったでしょうか?

ANAの北米路線のビジネスクラスについてレビューと解説をしてきましたが、「さすが北米路線のビジネスクラス!」と言った感想で、食事は一流シェフ監修のフルコースが提供され、座席も横になりゆっくり出来、アメニティ類も満足いくものが装備されていました。

いつもアメリカに行く時、飛行機好きの筆者でも「マジで長距離路線乗りたくねえな…」と憂鬱で、アメリカに到着する頃には足腰に疲労感がだいぶ溜まっていますが、ビジネスクラスだと12時間のフライトでも殆ど疲労は無いですし、到着したその日から活動でき、時間を有意義に使えました。(ただ眠気はありましたが笑)

また北米に行く際には是非利用したい、そして皆さんに一度は利用してみてもらいたいと感じたANAのビジネスクラスでした!!

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