大韓航空は日本でも有名な航空会社で、韓国を代表する航空会社です。
ANAがハワイ路線用に3機導入した、総二階建て旅客機であるエアバスA380を多数保有し、ソウルを拠点に世界各地に路線網を展開しています。
また、韓国の航空会社はサービスのレベルも非常に高く、大韓航空は4つ星・ライバルのアシアナ航空は5つ星エアラインで、世界的にもサービスレベルの高さが認められています。
今回は、そんな大韓航空のビジネスクラスである、「プレステージクラス」のソウル/仁川-成田路線をご紹介いたします!
日本でいうJALのような存在の大韓航空。そのビジネスクラスでのサービス・機内食・座席等はいかほどなのでしょうか??
*この記事は2019年10月現在の情報をもとに執筆されています。最新情報と異なる場合もございますのでご了承ください。
大韓航空 ~ビジネスクラス概要~

航空連合:スカイチーム
設立:1962年
保有機数:180機
バブ空港:仁川(ソウル)/金浦(ソウル)/釜山
日本就航地:青森/福岡/小松/鹿児島/中部/那覇/成田/羽田/関西/新潟/大分/岡山/札幌
サービス(最安ビジネスクラスでのサービスの有無)
-荷物預け:2個無料(23kg以下)
-マイレージ制度:あり(JALと個別で提携)
-座席:フルフラットシート搭載(大型機材に限る)
‐ラウンジ:大韓航空プレミアムラウンジサービス利用可能
*なお2019年9月時点の情報を参照しています。
*サービスについては路線によって異なることがございます。
大韓航空は韓国のフラッグキャリアであり最大の航空会社です。
ソウル/仁川空港を最大のハブとしており全世界に航空便を運航しています。
日本の航空会社が就航する主要都市(ニューヨーク/ロサンゼルス/シドニー/パリ/ロンドンなど)のみならず、「それどこの国!?」というような少しマイナーな都市(ウランバートル/カトマンズ/タシュケント/テルアビブなど)にも就航しており、その国際線網は広大です。
日本の地方空港にも多数の便を飛ばしており、ソウルへの旅行客のみならず、仁川乗り継ぎでの第三国への航空チケットを日系航空会社より安値で販売しており、コスト重視の旅客には、利便性ともに魅力的な航空会社であります。
そんな大韓航空は、ファーストクラス・プレステージクラス(ビジネスクラス)・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスを搭載しており、4つ星エアラインとして、世界的にもサービスの良い航空会社として認められています。
とくに、ビジネスクラスにあたるプレステージクラスでは、長距離・中距離国際線を中心に、フルフラットの座席が装備されており、大画面スクリーンやレグレストなども装備さえれ、投入されている飛行機も新しいのものが多いです。
食事やドリンクは、機内・ラウンジともに日系会社並みのレベルで、日本の料理のみならず、韓国料理も提供され、機内食のビビンバメニューは非常に好評です。
ソウル/仁川着の国際線では、到着後に提携ホテルのグランドハイアットで、シャワー・サウナサービスも無料で使用でき、ビジネスクラスにふさわしい豊富なサービスを受けることが出来ます。
また、大韓航空はデルタ航空の所属するスカイチームに所属しているエアラインですが、日本航空とも提携しており、デルタ航空のマイルのみならず、JALマイルへの積算が可能です。
フライト情報
便名:KE704
出発地:ソウル/仁川(18:35)
目的地:東京/成田(21:05)
フライト時間:2時間30分
機材:A330-200
座席クラス:プレステージクラス(ビジネスクラス)
ラウンジから搭乗まで
今回は、大韓航空のビジネスクラスに搭乗するため、ソウル/仁川空港にやってまいりました!!
ちなみに、予約はデルタ航空のマイルを利用。片道15000マイル + 税金・燃油サーチャージが約2500円 ほどで、めちゃくちゃお得にビジネスクラスが利用できます。(普通に買うと6.7万円くらい)
18時35分出発の飛行機ですが、パソコンでの仕事があり、12時に空港に到着(笑)。
早すぎてチェックインできないかと思いましたが、係の人は「大丈夫!」と6時間前にビジネス専用カウンターでチェックイン。ラウンジに直行です!


↑ちなみにラウンジについては別記事でまとめましたので、そちらでご覧ください。この記事では簡単に紹介します。


搭乗開始の時間は出発30分前の18:05です。
時間まで、お土産を買ってゲートに来てみると、エコノミーの乗客が既に長い列を作っていました。
優先搭乗で先にボーディングしますが、様子がおかしい…。
筆者以外、誰も優先搭乗しません!!
「もしかして、ビジネスクラスで貸し切りか!?」と思いながら機内に入ります。


座席・設備等は?短距離でもフルフラットで快適!!
早速機内に入ると、案の定、先に1人の乗客が乗っており貸し切りではないようです…。
しかし、その人の胸元をよく見ると、大韓航空のバッチが…。おそらく、従業員が福利厚生で乗っているか、大韓航空のお偉いさんなのではないでしょうか?
ということは、純粋な乗客は筆者ひとりということで、実質の貸し切りビジネスクラスフライトという、プライベートジェット並みの最高のコンデションです(笑)。(結局。そのあと他の乗客はやってこずビジネスクラスの乗客は筆者のみでした)




全員の搭乗が完了し、飛行機は出発します。
仁川国際空港から、成田空港までは約2時間30分。CAの方が、あいさつに来て「フライト時間が短いから、食事を今聞いとくよ!」とのことで、韓国料理・ステーキの2つのメニューからステーキを注文。
離陸前には、ご丁寧に、チーフパーサーもあいさつに来てくださいました。デルタのマイルで乗っているのに恐縮です…。














機内食・サービスは?
続いて待ちに待った食事の時間です!
筆者は今までビジネスクラスに何度か乗ったことがありますが、すべて短距離の朝発便。朝食しか食べたことがなかったので、機上で食べるステーキに憧れを抱いていました(笑)。
さて、大韓航空の洋食メニューはどんな感じなんでしょうか!??











食事に関しては「文句なし!!」の一言。
日系のビジネスに乗ったことがありませんが、そのレベルに近いと思います。とてもおいしかったです。
食器やグラスもちゃんとしたもので提供され、短距離国際線でもビジネスクラスの優雅さを存分に味わう事ができました。
総括

フライト時間が短いので、コーヒーを飲み終わるとあっという間に成田空港に到着です。
降機もしっかり最初にさせてもらい、入国・税関もスムーズで、到着から10分もかかりませんでした。(空いてる時間だったのもあります)
今回、韓国系のビジネスクラスに初めて乗りましたが、「さすがのサービスレベル」といった感想です。大韓航空のライバルであるアシアナ航空が5つ星エアラインの称号を持っていることから、競争環境も激しく、必然的に、大韓航空のサービスの質も高いものとなっています。
デルタ航空のマイルで予約すると、片道15000マイルとかなりお得で、韓国旅行パックなどでも、ちょっと高予算で「大韓航空ビジネスクラスで行く旅」として、チケットが比較的安値で売られていたりします。
便数が多く、利便性も良いのでビジネスマンにもおすすめできる、大韓航空の、日韓路線・ビジネスクラスでした!!

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