「現在飛行機の右手に富士山が見えます」
皆さんは機内でこのようなアナウンスを聞いたことがあるでしょうか?
特に羽田空港を出発する国内線の便は、富士山の近くを低い高度(高度8000~10000m)で飛ぶことが多いため、上空から美しい景色を眺めることができます。
10月から6月ごろまでは、積雪が残っておりその美しさは格別です。
それでは、機内から富士山を見るためには、右と左、どちらの席に座れば良いのでしょうか?
またきれいに富士山の見える時期はいつ頃なのでしょうか?
今回はそんな富士山をきれいに見るための、国内線の座席の選び方を紹介しようと思います!!
富士山を見るには?
左右どちら側に座るべきか?
そもそも富士山を見るには羽田発のどこ行きの便が綺麗に見えるのでしょうか?
結論から言うと、東京から西方面に向かう飛行機は富士山の近くを飛行するため、きれいに富士山を見ることができます。(東北・北海道方面の飛行機は富士山付近を飛びません。ただ、天候が良く湿度が低ければ遠くに見えることもあります)
上空には車の道路と同じく、飛行機のルートというものがあらかじめいくつか設定されています。
基本、飛行機は決められたルートを飛ぶのですが、目的地によって若干飛ぶルートが異なるため、自分の便の目的地から座席を決める必要があります。
例えば、沖縄方面に向かう飛行機は、南側に進まなくてはいけないため富士山の南方を通ります。
一方、福岡行きの便は富士山の北側をとることが多いです。

一般的に、利用客数の多い路線では以下の位置に座ることによって富士山をきれいに見ることができます。
・福岡行き:左側の窓側席
・大阪行き:右側の窓側席
・広島行き:左側の窓側席
・松山行き:真上を飛ぶため見えない
・那覇行き:右側の窓側席
・鹿児島行き:右側の窓側席
また、お勧めのツールとして日本航空のホームページ「富士山どっち?」というサイトがあります。
ここでは、日本航空の飛ぶ飛行機で左右どちらの座席から富士山が見えるか確実に知ることができます。
飛行機は目的地ごとに飛ぶルートが決まるので、ANAやスカイマークに乗る際もJALのページを参考にすると良いでしょう。(ページの最後にリンクを貼っておきます)


最適の季節
それでは次はどの季節が1番よく見えるのでしょうか?
この答えは、1月か2月です。
理由としてはこの季節は非常に湿度が低いため、富士山の景色がきれいにくっきり見えます。
また基本的に快晴の日が多いため、雲に隠れてしまって見えないと言うことも少ないです。
うんがよければ、北海道や東北行きの便からでも、遠目に富士山をくっきりと見ることができるでしょう。
それでは、1月2月の福岡便からどれぐらい美しい富士山が見えるのかレポートしていきたいと思います。
・実際のフライトで富士山上空を飛ぶ!
ここからは羽田空港発福岡行きの便で、どれぐらいきれいに富士山が見えるのか、写真と一緒に解説していこうと思います。
今回乗る便はANAの便で、2月の最も富士山がきれいに見える時期のフライトです。
福岡行きの飛行機は、飛行機の左手に富士山が見えるので、ばっちし左側の窓席を確保しました。
早速飛行機に乗り込み富士山上空まで行ってみましょう。





離陸してわずか3分ほどで箱根上空まで来てしまいます。
すると前方左手に雪をまとった美しい富士山が現れました!!


冬はカラッとしてることも多く、夏と比べてかなり鮮明に機内から富士山を眺めることができます。
ぜひとも福岡に行く際は、左側の窓席を取ることをおすすめします。

最後に
いかがだったでしょうか?
左右どちらの席に座れば富士山が見えるのか? また、どの季節が良いのか? を実際の写真とともに解説しました。
羽田空港を出発する飛行機は、北海道と東北方面行き以外、殆どの便で富士山を間近に見ることができます。
いつも地上から富士山を見ることが多いと思いますが、上空から見ると普段と違った美しさを捉えることができます。
羽田発の飛行機を利用する際は、旅の楽しみとして富士山が見える座席を選択するのも思い出として良いかもしれませんね!
**2019年8月現在の情報を使用しています。
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