【カルチャーショック】アメリカのラーメンは高級料理!? 1杯2000円越えの一風堂(IPPUDO)の雰囲気・メニューは?サンフランシスコ

ラーメンといえば「安い!」「気軽に食べれる!」とった特徴がある日本のソウルフードです。

ラーメンは世界的にも大変好評を受けており、アジア・ヨーロッパ・アメリカなどの地域に訪れると、必ずといって良いほどラーメン屋を見かけます。

そんな外国にも進出している日本食の代表格的料理ですが、近年は日本の大手ラーメンチェーンも外国に店舗を拡大傾向にあります。

中でも、博多豚骨ラーメンが特徴的な「一風堂」は、アメリカの大都市に店舗を展開しており、現地でも本場博多の豚骨ラーメンを提供し、店内はアメリカ人や日本人・中国人を中心に多くの客で混み合っています。

それでは、アメリカの「一風堂」の雰囲気やメニュー・価格設定はどういったものなのでしょうか?

「一風堂」のサンフランシスコ店で、アメリカのラーメン事情を見て行きましょう!

*この記事は2020年2月現在の情報を参照しています。最新の情報とは異なる可能性もございますのでご注意ください。

アメリカのIPPUDO(一風堂)とは?

↑一風堂はアメリカ版サイトも解説しており店舗の案内・メニュー・一風堂の解説等が閲覧可能

博多豚骨ラーメンで有名な一風堂ですが、アメリカでは現在(2020年2月)にニューヨーク・サンフランシスコ・ロサンゼルスの3都市に店舗を出店しています。

メニューは、「白丸元味」「赤丸新味」「一風堂からか麺」といった日本の一風堂でも馴染み深い豚骨ラーメンに加え、「醤油ラーメン」などの豚骨以外のラーメンもご用意しています。

その他、 アメリカの一風堂から始まり現在ではアジア圏の店舗でも提供されている「ポークバンズ」「一風堂手羽先」「ほうじ茶プリン」などの一品料理、亜t流コールを含むドリンクメニューも豊富に揃えていて、メニュー自体は日本の店舗より多い印象です。

また、アメリカのレストラン文化に合わせ、訪れる際には「チップ」も支払う必要があります!(義務ではないですがマナーとして)

合計の価格に大体15~20%くらいのチップを加えて会計しましょう。

日本のラーメン屋にはない文化で面白いですね!!

「一風堂バンズ(IPPUDO BUNS)」や「 ごまきゅうり(GOMA Q)」といった変わったメニューが多数

ラーメンで2000円越え!?実際に食べてみた!

それでは実際にサンフランシスコの一風堂の様子を見て行きましょう!!

サンフランシスコの一風堂は、ダウンタウンの中心部に店舗を構えており、ビジネス街とユニオン広場の中間地点付近に存在します。

お昼と夜は混み合っていて、人気のテーブル席を待つ行列ができるほどです!!

店内に入店すると、日本のラーメン店と同じく「何名ですか?」と聞かれて入店し席に着きます。

日本と異なり高級感あふれる内装で、「ラーメン屋」と言うよりは「レストラン」と呼ぶのが妥当でしょう

↑アメリカの一風堂はレストランの様な雰囲気でカウンター席(1人掛け席)よりテーブル席が多め

続いてメニューを渡されるのでオーダーを取ります。

日本のラーメン屋は「ラーメン」「餃子」「炒飯」などを中心としたメニューですが、アメリカの一風堂では、ラーメンも「醤油ラーメン(13ドル)」から、一風堂定番の「白丸元味(14ドル)「赤丸新味(15ドル)」、ベジタリアン向けの「赤丸ベジ(15ドル)」などと、ラーメンのレパートリーも豊富です!!

「替え玉(1.5ドル)」「味付け卵(2ドル)」「チャーシュー(3.5ドル)」などのトッピングも日本と同様に多数揃っています。

さらに「レストラン」を意識してなのか、サラダ・サイドメニューも豊富で、「ポテトサラダ(7ドル)」「大根サラダ(9ドル)」の他に「たこ焼き(8ドル)」「クリスピーエビフライ(11ドル)」などなど、居酒屋の様なメニューも揃っています。

ワイン・日本酒の銘柄も多数売られており、近くのテーブル席に座っていたアメリカ人の殆どが、ワインを注文していました。

やはり現地の人からは、日本風の「ラーメン屋」ではなく「日本食レストラン」として認知されている様です!!

↑ラーメンのメニューは最も安い「醤油ラーメン(13ドル)」から「豚骨ラーメン」各種トッピングをチョイス可能
↑サイドメニューは日本食を含め豊富なレパートリー
↑ラーメン屋と言うよりレストランなので日本酒ワインなども豊富

それでは早速注文します。

今回は「白丸元味(14ドル)」「唐揚げ丼(6ドル)」を注文してみました。

注文の際には、「Soft(柔らかめ)」「Medium(普通)」「Hard(固め)」「Very Hard(とても固め)」から選択する様に言われ、日本と同じシステムを採用していました。

注文が終わると、箸と水を持ってきてくれます。

↑水と箸

注文から15分ほどすると、お待ちかねの「唐揚げ丼」「ラーメン」の到着です!!

唐揚げ丼はボリューミーで、さすがアメリカといった様相!!味も日本の唐揚げ・ご飯と全く同じで、マヨネーズの下味がついています!!

一方ラーメンも、日本の一風堂と全く同じのクオリティーで、麺もいつもの細麺です。

日本から輸入しているのか、現地で生産しているのか知らないですが、筆者が以前カナダに住んでいた頃、日本食は北米風の独特ものが多く苦労した経験から、全く日本と同じ味をアメリカでも提供できる技術は凄いと思います!!

↑こちらはサイドメニューの「唐揚げご飯」(6ドル)
↑こちらは「白丸元味(豚骨ラーメン)」(13ドル)、味は日本の一風堂と全く同じ

そして食べ終わったらお会計です。

サンフランシスコは何かと物価が高い都市ですが、今回の金額は「唐揚げ丼」と「ラーメン」に税金とチップ(18%)を加算して、何と25.3ドル(日本円で2777円)でした!!!

日本と全く同じクオリティーの豚骨ラーメンでしたが、東京で食べると800円程度で、唐揚げ丼を付けても1000円くらいだと思うので、実に2.5倍の値段です!!

正直、「ラーメン屋で(約)3000円はないな…」といった感想…。(笑)

今回は記事にする為に食べに行きましたが、プライベートで行くことは当分ないでしょうね。(笑)

↑店内はキッチンが見える内装で日本語の表示もたくさん

↑同じく北米・カナダの家系ラーメン屋のレビューもありますので、どうぞご覧ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

アメリカの一風堂は、日本に比べてメニューが豊富で、レストランとして現地の人からも親しまれているのだなと、日本のチェーン店ながらに異国情緒を感じました!!

また、ラーメンのクオリティーは国内と全く同じで、アメリカでも「日本の味」を堪能できる、有難い店舗だと感じます!!

しかし値段で見ると、ラーメン一杯で2000円近く(tax・チップ込み)掛かるので、日本人が入るには財力と勇気がいる店だなとつくづく感じました。(笑)

アメリカで有名なビジネス評価サイト「Yelp」では、5点中3.5の評価で、「美味しい!!」「店内が清潔だった!!」と言う評価の一方、「高すぎる!!」「予約できないし待たされてうんざり!!」と言った賛否両論が飛び交っていました。

確かに、日本人や日本に訪れたことのあるアメリカ人にとって、ラーメン1杯2000円は高いと感じるかもしれませんね!!

色々意見はありますが、遠い北米の地で本場のラーメンが食べれる数少ないお店なので、アメリカに行く機会があったら是非行ってみてくださいね!!

↑アメリカで著名なビジネスレビューサイト「Yelp」の評価だと星5つ中3.5の評価

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