「カナダの首都はどこ?」と聞かれて、バンクーバやトロントを連想する方が多いですが、実際のカナダの首都はオタワです。私の知り合いに、オタワ生まれで現在はトロントで仕事をしているカナダ人がいるのですが、彼曰く、オタワは「大きくて小さい都市」だそうです(笑)。「なんだ矛盾してるじゃないか…?」、と思いますが、果たしてカナダの首都・オタワはどのような街なのでしょうか?今回は町の中心・国会議事堂から歴史博物館まで街並みを見ながら散策してみます。
ダウンタウンは歩いて回れる大きさ!? オタワの街並み
カナダは世界で2番目に大きな国で、その政治を動かしているのは紛れもない首都であるオタワです。ちなみにオタワは、カナダでは第4位(人口)の規模の都市です。一番大きい都市は、経済の中心地であるトロント。バンクーバーは第5位とそこまで大きくはないことがわかります。町の中心にはシンボルである国会議事堂がそびえたちます。今回はここを起点に川を渡った対岸にある歴史博物館まで街並みを見ていきましょう。
国会議事堂です。土曜なのに人はまばらです…。 先月ワシントンDCの議事堂も見たのですが、人でごった返していたので、かなり閑散としています。
国会議事堂前のストリート。なぜかはわかりませんがベルギーの国旗が掲揚されています。
人も少なく非常にのどかです!
国会議事堂から東へ歩くと観光地の一つであるバイワードマーケットが見えてきました!!ちなみに途中にはモールがあり、そこの周辺は人でごった返していました。
こちらのマーケットではたくさんのカナダ土産が置いてあります!!メープルシロップからアイスワインまでお土産探しにはお勧めの場所です。
建物の中にはいろいろな国のレストランがあります。値段もリーズナブルです!土曜の昼ですがかなりすいていました。おそらく時間帯や時期によっても込み具合は異なるはずです。
お菓子屋には大統領のクッキーが売っていました(笑)。
ここからはダウンタウンを少し離れてミュージアムの方向へ向かいます!!
ダウンタウンを出ると、少し歩いただけで住宅街へ…。オタワのダウンタウンはかなりコンパクトで、歩いて観光できるほどのサイズです。通り道に国立美術館があります。それにしても少しダウンタウンを出ただけで、人通りはガラッと変わり、ほとんど通行人はいなくなってしまいました(笑)。ここが首都だとは思えないほどです(笑)。
国会議事堂から直線で1kmほどの地点なのに閑散としています。広い北米らしくて個人的には好きです。
国会議事堂を川側から見た写真です。ヨーロッパのお城のような趣でいい絵になります。
今回は冬だからということもありますが人っ子一人通りません(笑)夏だと人でにぎわってそうな雰囲気でした。
橋を渡って博物館へ…実はこの橋オンタリオ州とケベック州の境で、橋の向こうはフランス語圏です。
さらに10分歩いたところで、カナダ歴史博物館に到着です! 写真を撮り忘れたのでとってきています(笑)
広くて小さいカナダの首都オタワ
今回は、歴史博物館までダウンタウンから歩いてみました。私の友人が言っていた「オタワは広くて小さい町」というのは、人口も多く街自体は広いけど、ダウンタウンや中心部の規模は小さめだということを言いたかったのだと改めて理解しました。実際その通りで街の観光は1日いれば十分ですし、オタワに行く私の友人は、決まって「見るとこあんまなかった!!」といって帰ってきます(笑)。今回は冬に行ったのですが、夏などは気温もだいぶ上がり、雰囲気も変わると思います。首都といっても、日本の地方都市のようなこじんまりとして、のどかな雰囲気を感じる場所です。
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