【航空会社】JALの新型機・A350の機内や特徴は!?日本航空の最新鋭機をレポート解説!羽田-福岡路線

欧州の巨大航空機製造メーカーであるエアバス。このエアバスが開発した最新型の飛行機がA350です。

日本の航空会社では今現在、日本航空のみが国内線と国際線に導入を予定しており、経年化したB777やB767などの大型機を順次更新していく予定になっています。

そして、2019年9月。遂に待ちに待ったJALの最新鋭機であるA350が東京-福岡路線での就航を開始しました!

長年JALの国内線の飛行機は、最新鋭機を順次導入してきたANAと比べ、10年以上使いまわしている古めの飛行機が多く飛んでいます。

そんな中、JALの新型機・A350はどういった飛行機なのか? 機内の内装はどういった仕様になっているのか? 次世代の日本航空の国内線の主力機を担う、A350について東京-福岡路線の搭乗レビューを交えながら解説していきたいと思います!!

A350とは? ~概説~

成田空港に駐機するベトナム航空のA350。

・初飛行:2013年6月14日
・生産数:約300機(2019年8月時点)
・発注数:約900機(2019年8月時点)
・航続距離:約15000km(A350-900)
・平均座席数:325席(A350-900)
・運用航空会社:カタール航空・キャセイパシフィック航空・ベトナム航空・デルタ航空・日本航空・中国南方航空など

まずはA350という飛行機について簡単に説明したいと思います。

A350はエアバス社が開発する最新鋭の中型旅客機で、燃費性能・航続距離が従来機より格段に伸びたことが売りの旅客機です。A350-900・A350-1000の二つの基本タイプが存在し、A350-1000は胴体部分が長く、より多くの積載が可能です。

また、機内環境も従来機より大幅に良くなっており、開放的で広々した機内や、エンジンの静寂性・機内湿度の保持など、非常に優れた機能や装備を搭載しています。

一方、ライバルとなるのが、ANAが2011年から世界で初めて運用を開始したアメリカのボーイングB787型機で、世界の新世代中型旅客機の市場をA350と2分割しています。

そんな中近年、ボーイングB737MAXの2回の墜落事故やB787の就航当初のバッテリーの欠陥事故など、ボーイングの新型機はトラブルが続出していますが、エアバスの新型機にはそういった欠陥事故もなく、A350に至っては就航開始(2015年)から目立った欠陥事故は発生していません。

B787はA350より4年も早く就航開始したにもかかわらず、総受注機数はB787が約1300機A350が約1200機と、追い抜く勢いで受注を重ねており、世界的にも信頼性の高い航空機ということが出来るでしょう。

従来機より広々とした機内。ベトナム航空・A350の機内風景

ちなみにこのA350。JALが2019年に導入して新型機と宣伝しているため、めちゃくちゃ最近開発されたように思われがちですが、海外の航空会社は既に日本各地にA350を就航させています。

シンガポール航空・ベトナム航空・デルタ航空・タイ国際航空・フィンエア・中華航空など、国際線では乗ったことがある人もいるのではないのでしょうか?

ですが、日本では初めての導入で、国内線に投入されるのも勿論初なので、今後日本人にもなじみの深い飛行機になっていく事でしょう!!

JALのA350 特徴は?

最新鋭機・A350の機内はどんな特徴があるのでしょうか?

それぞれ項目ごとに解説していこうと思います!!

機内

新素材による軽量化・新型エンジンによって、より静寂性のある機内空間が魅力です。飛行機は通常湿度が低く乾きやすいですが、A350では地上に近い湿度に設定することが出来るため肌や喉にも優しい飛行機です。

また、従来機より窓が大きくなり景色が見やすくなったり、頭上の収納スペースが大きくなり荷物も入れやすくなっています。

乗った瞬間、「国際線か!?」と思うような設備です。

座席

座席は日本の伝統美をテーマにした統一感のあるインテリアデザインとなっています。シートポケットも2つに分かれており、小物入れと機内カタログなどの書籍用と使い分けができます。

そして何よりも、全席にコンセントとUSB電源が装備されておりいつでも充電可能!!テーブルもがっちりしたものなのでパソコンの作業も快適に感じます!

エンターテイメント

A350の特徴はなんといっても液晶モニターが装備されたことです!!

JALの国内線では初めてで、映画やテレビ番組・音楽を視聴することが可能になりました。

従来機もwifiで接続可能でしたが、大きな画面で快適に動画などを楽しめます。(ちなみにA350もwifiは装備されています)

クラス仕様

日本航空の国内線には、エコノミークラス(普通席)・クラスJ・ファーストクラスの3つのグレードが存在します。

A350にはこれらすべての座席が搭載されており、ファーストクラスで優雅に日本の空の旅を愉しむことも可能です。

A350の機内座席表。

フライト情報

  • 便名:JAL303便
  • 出発地:東京/羽田(6:15)
  • 目的地:福岡(8:05)
  • フライト時間:1時間50分
  • 機材:A350-900

A350のフライト!機内や雰囲気は?

ここからは実際にA350の羽田-福岡路線をレビューしていきたいと思います!!

今回利用したのは6:15発の早朝便。保安検査場を通過して福岡行きのゲートの前に来ると、2週間前に就航開始したピカピカのA350が!!!

若いカップル・ビジネスマン・お年寄りの方々まで、写真を撮っている人が沢山いました!

宣伝効果があったのか、それともA350に乗ってみたいとこの便を選んだのかは謎ですが、かなり知名度は高そうです!

20分前の5:55に搭乗が開始。機内へと向かいます!

国内線の飛行機があちこちにとまっている羽田空港。その中でもひときわ異彩を放ちながら出発を待つピカピカのA350。
朝6時台の便で搭乗率は40%ほどです。

機内に入り席に着くとまず感じたことが「この便は国際線か!!?」という印象です。(笑)

機内はピカピカ・座席も最新の座り心地が良く、すぐに寝てしまいそうなもの。さらに、全席パーソナルモニターが付き電源まで完備しています!!

実は筆者はベトナム航空とタイ国際航空のA350に乗ったことがありましたが、雰囲気は最新鋭の国際線機そのものです!

JALの国内線の機材は、少し古い仕様のものが多かったので、時代が変わった印象を席に着いて直ぐに受けました。

近年ではANAも全席パーソナルモニター・電源化しているため、今後もこの傾向は加速するでしょうね…。

こちらはクラスJの座席。シックなデザイン。ひじ掛けもかなり大きめです。

プッシュバックしてエンジンがスタート。従来機より遥かに静かです。

パーソナルモニターで非常脱出の際の映像が流れます。JALはつい最近まで昭和テイストの安全ビデオを採用してましたが、新しいものに変わっていました!どうやら、A350の導入に合わせて新しいものにしたようです。(古いやつだったらかなりギャップがあり面白かったかも笑)

新しい安全ビデオになっていました。先月まで何年も変更されていなかった古めのビデオだったので、今風のテイストに変わっています。
A350は尾翼からのビデオも視聴可能!!

滑走路まで行き離陸。エンジンをふかした際でもかなりの静かさで、流石は最新鋭と言ったところです!

離陸するとCAの方がサービスを開始。コーヒーをもらいました。今日の便は早朝便の割にCAも楽しそう…。 客室乗務員の方も始めてのA350での業務だったのかもしれませんね。(笑)

A350はモニターが付き非常に快適。映画やテレビ番組も、地上波系列の有名番組含め多数揃っています。

カメラも機外のものが2つ着いており飛行機の様子を外の尾翼からも視聴可能。子供は楽しいかもしれませんね!!

モニターにはコンセントとUSBポートも全席付いており充電もできます。また、テーブルが従来のものよりがっちりしてて使いやすく、パソコンを広げても十分作業ができました!

座席の上部に雑誌・足元には小物が収容できるスペースも。
機内の雰囲気。収納スペースも従来のものと比べると広めです。
ライト(読書灯)はカバーで保護されています。禁煙・シートベルト着用サインのマークも新しいものに。
羽田を離陸。横浜市街上空。
がっちりとして結構大きめのテーブルを装備。
トイレのスペースも広めです。ウォシュレットは装備なし。鏡が大きくきれいになり化粧室としては十分の役割でしょう。
映画が2本。テレビ番組が多数。音楽も豊富なラインナップです。詳しく知りたい方はJALのホームページをご覧ください。

一方、2つだけ個人的に改善してほしい点も…。

まず機内wifi。

ANA・JALとも国内線でwifi無料化をしておりA350にもついていますが、速度がかなり遅い…。従来機もそうでしたが、新型機のA350もガラガラの便にもかかわらず中々ストレスでした。

まぁ、これは無料なのでしょうがないかもしれないですけどね。笑

もう一点は機内誌がなくなりパーソナルモニターの電子書籍になったことです。

個人的に機内誌はパラパラ見たい派なのですが、電子機内誌だとどこか読む気が起きません。(笑) 文字も小さいですし、出来れば紙媒体のものも装備してくれたら完璧ですね。笑

機内誌も電子媒体の者に…!!紙媒体と比べ少し読みずらいかも…。
福岡空港に着陸です。

総括

特にトラブルもなく定刻に福岡空港に到着です。

今回はJALの最新鋭機・A350についてまとめてきました。

流石は大手航空会社の最新型機材だけあって、設備は申し分なく従来の国内線やLCCの飛行機が味気なく感じてしまうほどの機内設備・レイアウトでした。

JALは今後、国内線用にA350とB787を順次導入予定ですが、直感的に国内線の新しい時代が来たと感じました!

洗礼された機内空間・広い機内スペース・モニター完備といった、従来の飛行機(国内線)の概念が一掃されそうで、A350は今後の国内線のイメージを変える原動力になるとしみじみと思ったフライトです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください