【航空会社】J-Airの最新小型ジェット・E190の乗り心地は?広い優秀な小型機E190!鹿児島−大阪/伊丹

羽田空港から国内線に乗ると、B777B767などの250人以上収容可能な大型機があちこちで運用されており、比較的小さなジェット機やプロペラ機はほとんど見る機会がなく、さすが「日本最大の空港」といった様相です。

しかし、地方空港や海外に目を向けると100人乗り程度の小さなジェット機の需要は非常に多く、JALの子会社「J-AIR」のベースとなる伊丹空港では、小型ジェットが非常に多く離着陸を繰り返しています。

今回は、そんな日本の地方空港や地方路線を中心に活躍する「E190」という、最新の小型ジェット旅客機について解説と、鹿児島から伊丹空港までのフライトをレビューしていこうと思います!!

小型機は狭く・揺れるイメージがついて回りますが、E190の乗り心地や機内環境はいかほどなのでしょうか?

早速見ていきましょう!

E190 JAL最新鋭の小型機の実力は?

E190
製造会社:エンブラエル(ブラジル)
座席数:90〜110席程度
初飛行:2004年
航続距離:3345km(STD仕様)
最大離陸距離:1598m
運用航空会社(子会社・委託による運行も含む):日本航空・ジェットブルー・アメリカン航空・エアカナダ・マンダリン航空・中国南方航空・KLM・天津航空

*この記事は2019年11月現在の情報を参照しています。最新の情報と異なる可能性がございますのでご注意ください。

そもそも、E190とはどういった飛行機なのでしょうか?

E190はエンブラエル190の略称でもあり、ブラジルのジェット機メーカー「エンブラエル」の飛行機です。

主に70人〜150人乗りほどの、小型機ジェット機を製造しており、2019年9月の時点で1594機の飛行機が製造され、世界各地の地域間路線で活躍しています。

カナダのプロペラ機・ジェット機を製造する会社であるボルバルディアCRJ(カナダリージョナルジェット)シリーズや、日本で開発が進む三菱スペースジェットと競合する旅客機を製造しています。

日本では、日本航空の子会社であるJ-AIRフジドリームエアラインズE170/E175(E190より短胴型)を保有しており、2016年にJ-AIRが日本で初めて、長胴型のE190を導入しました。

小型機なのにゆとりあるスペースと、プロペラ機とは違うジェット機の乗り心地の良さを生かして、主に地方路線で活躍しています。

アメリカやカナダなどの海外では、ロサンゼルス-サンフランシスコ間といった、比較的大都市の間を結ぶ路線にも就航しており、多頻度運航を支え、顧客の利便性向上に貢献しています。

一方、世界的にも信頼性の高い飛行機として有名で、小型機は事故が多い傾向にありますが、エンブラエルの飛行機は事故率も低く、安全性は高いと言えるでしょう。

それでは、機内の環境はどうなのでしょうか?

筆者はいままで小型ジェット機・プロペラ機を含め多くの飛行機に乗ってきましたが、エンブラエルの飛行機は、小型機の割に非常に優秀なイメージです。

まず、小型機だと機内が狭く、頭が天井についてしまったり、荷物がほとんど入らなかったりと大変なことが多いイメージですが、エンブラエルのE170やE190の機内は非常に広々としており、小型機の窮屈感を感じることはほとんどありません。

競合機である、CRJシリーズに乗ると、天井も足元も「狭いなぁ…」と感じますが、エンブラエルの飛行機はゆとりがあります。

そして、頭上の荷物スペースも競合機と比べて広い印象で、プロペラ機では入らなかったキャリーケースが、いとも簡単にはいったりします!

こういった、エンブラエル機のゆとりのある機内設計は非常に人気が高く、世界的にもベストセラー機と言える理由が一目瞭然です。

日本の三菱スペースジェットは、このE170やE190と、競合する飛行機なので、負けないように頑張ってもらいたいものです!

エンブラエル機の機内は小型の割にスペース豊富。ジェット機なので乗り心地も快適です。

フライト情報

便名:J-AIR 2406便
出発地:鹿児島(12:30)
目的地:大阪/伊丹(13:35)
フライト時間:1時間05分
機材:E190
料金:10000円ほど

搭乗レポート  ~E190のフライトは?ガラガラの地方路線!~

それでは実際のフライトでJ-AIR・E190の実力を見ていきましょう!

今回のフライトは鹿児島空港から大阪伊丹空港へ向かう2406便。大阪-鹿児島間は、九州新幹線が開通後も1日7往復もしている需要の高い路線です。

さらに、その7往復全てがエンブラエルの飛行機…。

羽田空港では、南紀白浜・山形便などの限られた路線にしかE190は投入されていませんが、大阪発着の路線では主力機も同然です!

ちなみに、出発地の鹿児島空港は地方空港でも大きな空港に分類され、日本各地への路線に加え、種子島・屋久島・沖永良部島・奄美大島などへの離島路線が多数就航しています。

屋久島の天然杉を見る際には、鹿児島から飛行機を乗り継ぐ必要があり、乗り継ぎ地として、お土産屋なんかもたくさんあります。

鹿児島空港の売店にはお土産が多数!!特にさつま揚げの量は尋常じゃないです。

チェックインして、保安検査場を超えてゲートに着くと、12:30発の便が12:55発へ遅延が決定していました!

日本の国内線で遅延に遭遇するのは、かなり久しぶりで珍しい…。

使用機材の到着遅れが原因だそうです。

使用機到着遅れの影響で25分の遅延の案内…。
大阪/伊丹から期待が到着。2018年導入の新しい機体です。

鹿児島-伊丹便は夕方の便は全て満席になっていましたが、昼間発着のこの便は、比較的空いてる模様。12:40頃に搭乗が始まり、12:50分には出発しました。

上空に出るとすぐにシートベルトサインが消えてドリンクのサービスが始まります。

1時間ほどのフライトなのでCAの方々もかなり忙しそうな様子。乗客は50%ほどの搭乗率でしたが、キビキビ動いていました。

隣は東京行きの便。定刻より遅れて出発です。
鹿児島空港から離陸。

E190の機内の様子を紹介すると、とにかく広い!

同じ大きさ飛行機である、CRJの旅客機は、頭が天井すれすれで、荷物はギリギリ収納スペースに入るか入らないか、ヒヤヒヤしますが、頭上のスペースもキャリーケースなどがいとも簡単に入ります。

座席は、JALの大型機にも使われているタイプの小型機バージョンで、若干中・大型機よりは狭めですが、1.2時間のフライトであれば十分です。

さらに、このJ-AIRのE190には1000円プラスで利用できるクラスJも搭載されており、普通席が80席・クラスJは15席と、小型機なのに2クラス仕様となっています。

エンブラエルのスペースにゆとりがある飛行機だからこその、クラスJで、小型機でも上質な空の旅を味わえるのも、E190の特徴です。

クラスJも搭載。1000円の追加料金で利用可能です。
機内は小型機の割に広々。CRJシリーズの飛行機だと頭すれすれでしたが、E190は天井も高め。
普通席の座席。JALの特徴である、黒のシックなデザイン。座り心地は中・大型機と同じ。ただ、小型機のため若干足元のスペースは狭目です。

他には、最近JALの中・大型機では、殆どの機種に装備されているwifiは未装備で、代わりにビデオプログラムがスマホなどで利用可能です。

wifiも装備されたら、小型機としては十分すぎる仕様ですね!!!

足元をのぞいてみると電源が!!1,2時間のフライトでも快適です。
飲み物は、JALコンソメスープ。機内誌も日本航空と同じ物を仕様しています。

1時間のフライトなので、ドリンクを飲み終わるとあっという間に着陸のため降下していきます。

パイロットからのアナウンスで、「この飛行機が伊丹から鹿児島に来る際、ゲリラ豪雨で出発が遅れ、その影響で当便も遅延しています」と、かなり丁寧に説明していました。

パイロットから直接前便からの遅延理由の説明は結構珍しく、J-AIRならではなのでしょうか?

降下の際は「非常強く揺れる」との事で、心配してたのですが、大型機とあまり変わらないくらいの揺れで、同じサイズのプロペラ機よりは、かなり安定した飛行で伊丹空港に着陸しました。

宮崎市内上空。鹿児島から宮崎県まで離陸から5分ほど。100km近くの距離も飛行機ならあっという間です!!
雨があけたばかりの伊丹空港へランディング。
伊丹空港に到着。周りには同型機がたくさんとまっています。

総括

小型ジェット旅客機であるE190。

そのフライトは、競合他社の航空機と比べ、スペースが広く、非常に快適な飛行機というイメージが付きました!

日本の航空会社も、多頻度運航を目標に掲げ、従来の大型機による輸送よりも、小型・中型機による便数を増やして容量の少ない飛行機を多用する事が主流となりつつあります。

少子高齢化がこのまま進み、日本の人口が減っていったら、E190などの小型ジェット機が首都・羽田空港でもたくさん飛び交う日が来るかもしれませんね!

以上、J-AIRのE190の紹介とレビューでした!

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