羽田空港第2ターミナルでは2019年11月6日午前「水がしょっぱい」という連絡があり、それ以降、3日間にわたり水道水が断水されている状態です。
そんな最中でも、第2ターミナルを利用するANAをはじめとした国内線航空便は、概ね通常どうりの運行をしており、多くの飲食店が営業を取りやめる中、お客さんは普通に飛行機を利用しているそうです!
今回は、そんな前代未聞である、断水された羽田空港がどんな様子なのか、レポートいたします!!!
各メディアはトイレなど、人間が行き来する限り必要不可欠な施設も水の利用を停止していると発表しており、そんな状況で羽田空港はどうやって営業しているのでしょうか?
飲食店が閉鎖!!食事は弁当のみ!!
早速羽田空港にやってきました!
断水が始まったのは6日で、空港にやってきたのは8日の昼。京急改札から第二ターミナルに出てきます。
「断水」と言うこともあって、緊迫した雰囲気なのかと思いきや、めちゃくちゃいつもと変わらない感じ…。出発階にエスカレーターと歩道を使ってくる間に、報道陣や係員・断水の張り紙すらありません!!
しかし、羽田空港第二ターミナルの4.5階に行くと、まるで早朝に来た時のように、ほぼ全ての飲食店が営業を停止。「断水のため臨時休業」と言う張り紙が!!
金曜日のお昼時で本来なら混み合ってると思いますが、レストランが軒並み休業しているので、空港のテーブルには、コンビニ弁当や空弁を勝って食べている人がたくさんいました。
ちなみに、コーヒー屋やアイスクリームなども販売が停止しており、「水がないと、飲食店にとっては致命的なのだと」実感します。
展望デッキ近くにある居酒屋では、前日のニュースで30万近くの収益が減ったと言う事で、かなり怒っているみたいでした。
一体、こういう自体は誰が責任を取るんでしょうか?甚だ疑問です。






飛行機は飛んでるの?
水が使えないとなると「機内に補充される水も使えなくなってしまい、遅延や欠航が多発しているのでは??」と勝手に思っていましたが、空港自体はかなり整然としており、飲食店が閉まってたり、ドリンクがペットボトルや瓶のみの販売となっている以外はいたって普通でした。笑
どうやら機内で使う水や機内トイレの水は他の系統からの水を使っているみたいです。
今日は金曜日とだけあって、人がかなり多かったですが、フライトの遅延や欠航はいつも通りで通常のオペレーションでした。


トイレは使えるの?
気になっていたのが「トイレ」はどうなっているのか、という事です、
メディアの中には、「トイレも断水している」とのみ書いてある記事も多く、「もしかして流れもしないのでは?」と、最悪の事態を想定していました…。
仮に流せなくなったら、空港内は地獄絵図と化するのではないのでしょうか?
搭乗開始とともに機内に真っ先に入り、自分の座席ではなく機内トイレを目指す人も現れそうで、遅延は避けれませんね…笑。
結論から言うと全く大丈夫で、トイレの手洗い場の水は流れませんでしたが、便器の水はちゃんと流れていました!!!
ただ、「ウォシュレットは使用不可」となっており、仮に人体に有害な物質が含まれていた時のため、人肌には水道水が触れないような仕様になっており、「ウォシュレット使えねーのかよ!!!」と、サラリーマングループが笑いながら文句を言っていました。笑
流石に、トイレが使えなかったらフライトも前面でキャンセルになるでしょう、最低限の機能だけは使用可能で「応急措置」でなんとか持ちこたえていました。
洗面台のところには、「災害用水」が大量に並んでおり、新品のペットボトルの水で手を洗う背徳感が…。「水はご自由に」と言う事で持って帰っている人もいました!



総括(原因は?)
筆者が羽田空港を調べた直後に断水は復旧。通常のオペレーションに戻ったそうです。
今回の事件のきっかけは「水がしょっぱい」と言う通報からだったそうですが、実際に羽田空港の水道水からは塩分が検出され、その原因も現在(2019年11月)特定できていません。
羽田空港によると「水道管や貯水槽に第三者が入ることは極めて考えにくい」旨の発言をしていますが、いきなり、水道水に塩分が入ることが普通起こりうることなのか、甚だ疑問です。
フライトの遅延や欠航はなかったものの、珍しい事態だけに、カメラを回している方も多く、今後このような、負の意味で注目される事態は起こらないようにしてもらいたいものだと思います。笑
以上、羽田空港断水の際の雰囲気についてのまとめでした!!

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