【航空会社まとめ】成田空港/国内線でおすすめの 航空会社は?LCCを含めたNRT発エアラインランキング!

皆さんは成田空港を利用したことがあるでしょうか?

一昔前、成田空港と言えば主に国際線が主流の日本の玄関口でした。

しかし、羽田空港の国際線化を皮切りに、成田発着の国内線が急増し、今では国内LCC(格安航空会社)の一大拠点空港となっています。

そんな成田空港発の国内線は、羽田空港の国内線よりは就航都市や便数は劣りますが、都心から離れた分、羽田空港の飛行機より安い運賃でチケット販売してる航空会社(LCC)が多数を占めており、旅行客や学生に非常に人気です。

今回はそんな成田空港発の国内線では、どのようなエアラインが就航しており、どこの航空会社がオススメなのかを紹介していこうと思います!

*今回はHIS・Expedia・Flyteam等の旅行・航空関連の情報を使用し、おすすめの度合いを1~5つ星までで評価します。各情報サイトのカスタマーレビュー(1年以内)の評価値を平均して星の数を決定しています。
*料金は10月の平均(8月時点)から「高め」・「普通」・「安め」で表記します。ただ、時期・路線によって変動しますのでご了承ください。
*座席指定の有無・預け荷物の有無・遅延欠航時の保証の有無等は、その航空会社の最も安いタイプの運賃で航空券を購入した際の条件です。なお座席指定は有料の場合400〜600円・預け荷物が有料の場合1つ1500〜2500ほどの料金がかかります。(航空会社の規定による)
*就航都市は成田空港からの就航都市(2019年8月時点)です。
*バニラエア統合後の設定として記載されています(2019年10月ピーチに統合予定)

ジェットスター

LCC(格安航空会社)
・おすすめ度:★★★★★
・マイレージサービス:なし
・航空連合:なし
・預け荷物:有料
・ドリンクサービス:有料
・料金:安め
・無料wifi:なし
・チェックイン締め切り時刻:30分前
・就航都市:宮古/関西/福岡/鹿児島/大分/長崎/宮崎/熊本/松山/高松/札幌新千歳/庄内/那覇など

まず始めは、成田空港の国内線LCCで最も規模が大きいジェットスターです。

オーストラリアの大手航空会社・カンタス航空日本航空の出資により誕生した格安航空会社で、日本のみならずオセアニアやアジアを中心に広大な路線網を展開しています。

日本のLCC界を牽引してきた存在であり、顧客数やフライトの便数はピーチと並び最大級です。

そんなジェットスターの特徴として、大手ならではのサービスや補償が挙げられます。

世界中に展開しているジェットスターグループだけあって、チェックインの際の効率やウェブの分かりやすさなどは、国内1位だと感じます。また、格安航空会社の中でも大手であることから、他のLCCに比べて予備の飛行機などにも余裕があり、欠航も少ない印象です。

さらに、ジェットスター専用の会員制度があり、年間約4000円程で、チケットの割引やセールの先行予約など、その他多くの特典を利用できます。

成田空港を拠点にたくさん旅行する方は、格安航空会社の中で最も便数の多いジェットスターの会員に登録すると非常にお得です。

ジェットスターの有料会員に登録すると、割引運賃等たくさんの特典があります。
価格の安さも国内でトップレベルです。大阪に行く際、最安の通常運賃だと手数料込みで4000円ちょっとという安さ!!

ピーチ

LCC(格安航空会社)
・おすすめ度:★★★★
・マイレージサービス:なし
・航空連合:なし
・預け荷物:有料
・ドリンクサービス:有料
・料金:安め
・チェックイン締め切り時刻:30分前
・無料wifi:なし
・就航都市:福岡/札幌新千歳/那覇/関西/奄美大島/石垣など

続いてはユニークな航空会社であるピーチについて解説します。

ピーチはANA出資の格安航空会社で、2019年10月に同じくANA系列のバニラエアを合併し国内最大級のLCCとなりました。

そのため旧バニラエアの路線を引き継ぎ、札幌・那覇・関西・福岡路線などは便数が多く利便性が高いです。

飛行機は桃色のピンクにデザインされており、若い女性からの人気が非常に高く、社風も大手と違い挑戦気質です。客室乗務員の頭髪が一切なく、航空会社の色と同じくピンク色の髪の毛をしたCAさんが乗っていたりと、 自由闊達なエアラインです。

そんなピーチには、ピーチカードと言うクレジットカードが存在しており、貯めたポイントで航空券が予約できたり、会員に入ると割引などのサービスを利用できるため、よく旅行に行く方にはおススメです。

ただ、ピーチの本拠地は関西国際空港であり、成田空港発着の便数や就航都市は、ジェットスターには若干劣る印象です。

日本の2大格安航空会社の1社なので、サービスや補償はまあまあ良質といえるでしょう。

2019年10月に同じくANA系列のバニラエアを合併し、リゾート路線などに強みを持ちます。
国内・国際就航都市です。日本で最大級のLCCです。
クレジットカードが付帯した会員カードが存在します。会員には限定セールや特典などメリット多数です。(ベーシックカードは年会費無料です)

SPRING(春秋航空日本)

LCC(格安航空会社)
・おすすめ度:★★★★
・マイレージサービス:なし
・航空連合:なし
・預け荷物:有料
・ドリンクサービス:有料
・料金:安め
・チェックイン締め切り時刻:35分前
・無料wifi:なし
・就航都市:札幌新千歳/広島/佐賀

続いてはspringという航空会社です。

ジェットスターとピーチに比べると、知名度は下がりますが、格安航空会社の中でも最も平均して運賃の安い航空会社です。

就航当初には、成田から札幌までの便が片道737円といったセールを行っており、旅行に詳しい人の間では話題になっていました。

そんなSpringは、中国のLCCであるSpring AirLines(春秋航空)出資の中国の資本が入った唯一の日系エアラインです。

中国と聞くと、

「安全性が不安…」

「チケットがかなり安いけど大丈夫?」

と不安になるかもしれませんが、本体の春秋航空を含め、大きな事故なども近年なく、安全性に関してはしっかりしているのでご安心ください。

また、機内サービスはいたって普通で日本のご当地飲み物やお菓子などが売られており、他のLCCよりも価格帯も安いです。

CAの方々は、全員が簡単な中国語以上は話せるようで、機内アナウンスでも日本語と英語そして中国語が流れます。

そして何より、遅延率や欠航率が業界のLCCでは最もいいところも評価できるところです。2019年度(国交省統計)の遅延率は国内LCCの中で最も良い数字を出しており、非常に優秀な航空会社といえます。

ただ、路線網と便数が非常に少ないところだけが少しネックといえるでしょう。

日本の航空会社の中で最も運賃が安いエアラインといって間違いないでしょう。もっと路線網が増えれば便利ですね!!
春秋航空グループの就航都市です。中国最大のLCCなだけあって日本の国内線でも中国人の方が多めです。

ANA

・おすすめ度:★★★
・マイレージサービス:AMC
・航空連合:スターアライアンス
・預け荷物:無料
・ドリンクサービス:無料
・料金:高め
・チェックイン締め切り時刻:20分前
・無料wifi:一部の機種のみ使用可能
・就航都市:札幌新千歳/仙台/新潟/名古屋/大阪伊丹/福岡/那覇など

続いてはANAです。

成田空港発のANAの国内線は、主に国際線からの乗り継ぎ客を想定した路線ですが、国内線の区間だけでも予約は可能です。

成田空港から日本の主な主要都市に路線を展開しています。

ただ羽田空港と比べると、規模はかなり小さく、値段もあまり変わらないため、羽田と成田を選ぶなら羽田をお勧めします。

ANAの成田発の地方路線は子会社のANAウイングスの運航便が多いです。東京では珍しくプロペラ機も就航しています。

そして、ANAの特徴はなんといってもそのサービスと補償です。

LCCはエコノミークラスのみの搭載ですが、ANAはビジネスクラスに相当するプレミアムクラスが付いている便が多数あり、ワンランク上の上質な旅を味わうことができます。

また、手荷物は2個まで無料で預けられ、機内サービスではドリンクやアメなどが無料でもらえます。さらに機種にもよりますが無料wifiも使用可能です。

そして、遅延した際や欠航した際には、補償金が出たり、場合によっては他の航空会社や、新幹線に無料で振り替えてくれます。

こういった、フルサービスの安心感を期待したい人には大手航空会社をお勧めします。

プレミアムクラスでは、時間帯によってそれぞれ食事まで提供されます。

JAL

・おすすめ度:★★★
・マイレージサービス:JMC
・航空連合:ワンワールド
・預け荷物:無料
・ドリンクサービス:無料
・料金:高め
・チェックイン締め切り時刻:20分前
・無料wifi:利用可能
・就航都市:札幌新千歳/名古屋/大阪伊丹/福岡など

続いては日本航空です。

成田発の国内線では、特徴としてはANAとあまり変わらず、手荷物の料金やドリンクのサービス・機内wifiが無料で、サービスや欠航・遅延等の補償がしっかりしていることが特徴です。

成田発の日本航空国内線では、ANAのようにビジネスクラスの座席は用意されていません。

しかし、クラスJというエコノミーより広い快適な座席が、搭載されており、エコノミーの料金からプラス1000円で予約することが可能です。

国際線から国内線に乗り継ぐ際など、かなり疲労が溜まっているときには、少しの座席の間隔の広さが大きく快適性を左右します。

そんな、フルサービスやクラスJを利用し、安くエコノミーより快適に飛びたいのならば、日本航空はオススメです。

クラスJはエコノミーと比べて座席の前後の間隔が広めです。ただ、優先搭乗やラウンジなどはありません

アイベックスエアラインズ

・おすすめ度:★★★
・マイレージサービス:なし
・航空連合:なし(ANAと提携)
・預け荷物:無料
・ドリンクサービス:無料
・料金:普通
・無料wifi:なし
・就航都市:小松/広島/仙台

最後に紹介するのがアイベックスエアラインズです。

あまり知名度が高い航空会社では無いですが、ANAと提携しており小型機で地方路線を主に結んでいます。

成田路線ではANAとコードシェアをしており、ANAで成田発小松・広島・仙台(一部)を予約すると、アイベックスエアラインズの運行になります。

エアラインの特徴としては、中堅航空会社に位置しており、ドリンクのサービスや預け荷物は無料です。

また、遅延・欠航の際の補償も大手に遜色ないレベルでしてくれます。

ただ、アイベックスエアラインズの運行するCRJという小型機は70人乗りの飛行機でかなり狭く、機内も天井まですぐ頭がついてしまうくらいの印象です。

座席幅などはLCCより広いですが、機内で小型機特有の圧迫感は多少あります。

IBEXエアラインの就航都市です。最少級のジェット旅客機で地方路線を結んでいます。アットホームな航空会社です。

まとめ ~成田国内線でオススメは?~

いかがだったでしょうか?

成田空港発の国内線に就航している航空会社の特徴を見てきました。

その中で筆者が個人的にお勧めしたい航空会社は、ジェットスターSpringです。

まずジェットスターは、成田空港発の国内線では最も路線数・便数が多く、さらに航空券も最安値で出ることが多いです。

その上、LCCの割に余剰機材やサービス・ネットの使いやすさは非常に優秀で使い勝手がとても良いです。

一方、Springは、新千歳・広島・佐賀路線しかないものの、航空券が非常に安く、遅延率・欠航率も低く、とにかくコスパ良く旅行したい人にオススメできます。

新千歳便は、ジェットスターやピーチに比べ1000〜3000平均的に安い印象で、価格の安さは最強です。

皆さんも、成田空港から国内旅行する際は、是非今回のまとめを参考にしてみてくださいね!!

*2019年8月時点の情報です

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