【航空会社】デルタ航空国内線 激レアのB717と遅延のひどいニューヨーク便

B717コックピット

今回はアメリカの国内線・ミネアポリス-ニューヨーク線のレビューです。

機材は世界中でもレアな飛行機「B717」。

デルタ航空では、まだまだ現役で飛んでいる機材ですが、総生産数は156機と、他のボーイングの航空機と比べるとダントツに少ない機材であります。

そもそもB717は、B(Boeing)の名前はついてるものの、マクドネルダグラス社を吸収併合した際、開発中だったMD-95をボーイングが受け継いだもので、非常に異端な存在です。

今回はそんなマクドネルダグラスの血統を引く、最後の旅客機のフライトレビューをご紹介しようと思います。

フライト情報

フライトデルタ航空 649便 ミネアポリス/14:49 – JFK/18:40

機種B717-200

搭乗率:ほぼ100%

 

ため息が漏れる? ニューヨーク行きの遅延の多さ

今回は東京からミネアポリスに降り、そこからの乗り継ぎでニューヨークに向かうというルートです。

ミネアポリスはデルタのハブ空港であるため、乗り継ぎもターミナルを跨がず至ってスムーズ。

搭乗ゲートの前で、ボーディングまで時間をつぶします。

ミネアポリス

…出発一時間前。すでに機体も到着しており、遅延もなさそうです。

出発時間30分前になると搭乗開始のアナウンスがあり、機内の中へ進みます!

B717

…世界中でも珍しいB717です。主翼の下ではなく、機体後方にエンジンがついてる機材は、あまり日本では見かけません。

搭乗して間もなくすると、キャプテンからのアナウンスが…

なんと全員の搭乗が完了した後に管制塔から、ニューヨーク周辺空域混雑のため、1時間出発が遅れるとのこと…。機内中からため息がもれます(笑)。

実は、私は今回が3回目のニューヨークに向かうフライト(アメリカ国内線)だったのですが、空港混雑の影響で待機させられるのは三回目(笑)。なんといままで全てのフライトで遅延しています。

先日はユナイテッド航空で、ボストン→ニューヨーク/ニューアーク→トロントの便に乗りましたが、1本目のフライトが4時間以上遅延のため、結局トロントに着いたのは定刻の23時間後…(笑)→ユナイテッドレビュー

速急にどうにかしてほしいものです…

ニューヨーク遅延

…ボストン空港の電子掲示板。ニューヨーク行き9便中5便が遅延です(笑)。

 

狭い!揺れる! お世辞にも良いとは言えないB717

結局1時間空港内で待ち、再搭乗。ニューヨークへ向け出発です!!

初めてのB717でしたが、まず機内が恐ろしく狭い!!!(笑)

天井が狭いのはもちろんですが、座席幅もLCC並み、また荷物収納スペースもかなりの狭さです。

正直、競合するエアバス・ボーイングの機体が、何百・何千と売れた反面、B717が156機しか生産されなかった理由がよくわかりました(笑)。

B717

…ミネアポリスから離陸します。 気象条件もありますが、今回は非常に揺れました。他の機材では経験したことのない横揺れだったのですが、B717の特性なのでしょうか?

B717

…機内の座席は2列3列の配置です。写真ではわかりずらいかもしれませんが、機内の圧迫感は、相当なものです。

B717

…アメリカ国内線では、スナックと飲み物が出ます!

今回は2人で乗ったので、2種類のスナック両方を試してみました。

離陸してからは順調に飛行を続け、ニューヨークへは約3時間のフライトです。

国内線エコノミーなので、もちろんモニターはなし… 機内WI-FIも設置されていませんでした!

 

まとめ

飛行機は遅れを引きずり、約1時間遅れでJFKに到着しました!!

今回B717に乗って、エアバス・ボーイングが生き残った理由と、マクドネル・ダグラスが競争に敗れ、ボーイングに吸収された理由がよくわかるフライトだったと思います(笑)。

今回降機の際、キャプテンにコックピットを案内してもらえたので、そちらの写真を添付しておきたいと思います。

B717コックピット

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