カナダ・バンクーバーは国際観光都市として多くの外国人が観光に訪れる街です。そんなバンクーバーには、ダウンタウンやその周辺に限らず、フェリー・バス・車などを使って気軽に行ける観光スポットがいたるところに存在しています。
今回はそんなバンクーバーからフェリーで行ける、ナナイモ(Nanaimo)という、自然にあふれる田舎町について、街の雰囲気やアクセス方法などをレポートしようと思います!
ナナイモへのアクセス方法 BCフェリーの乗り方
ナナイモはバンクーバーのある大陸側の向かいに浮かぶ島・バンクーバー島に位置する町です。バンクーバーのダウンタウンから向かう場合は、まず、ダウンタウン→ホースシューベイ(Horsehoe Bay)(フェリー乗り場)まで公共バスを使って移動することになります。
ダウンタウンからですと、Skytrain「Burrard駅」を降りてすぐ、W Georgia St.からホーシューベイ行きのバス(257系統・250系統)が出ていますので、そちらに乗り、終点のホースシューベイまで向かいましょう。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/552f69f3bcb2ec428f7d2514de759489.jpeg)
…257系統はExpress(急行)なのでこちらがおすすめです。W Georgia St.沿いにバス停があります。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/b3c3c59c154521d78ed698c1f9824eab.jpeg)
約35分ほどで終点のホースシューベイに到着します。
バスを降りて目の前にフェリーターミナルがあるのでそちらでフェリーのチケットを購入しましょう!
有人のカウンターと自動券売機がありのですが、カード支払いでしたら券売機をお勧めします!日本語機能はありませんが、とても簡単に購入できます!
![BCフェリー](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/45368f12a60b8ca072b550f3b0086760.jpeg)
…バス停を降りて目の前にBCフェリーのターミナルが存在します。
ちなみにバンクーバーからナナイモまでの航路は、こちら以外にもう一つ存在しますが、公共交通機関での移動の際は、ホースシューベイが圧倒的に利便性が良いので、こちらをお使いください。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/d48dcfda077b0b2b363ca8be7d6625bb-e1530841843902.jpeg)
機械で発券するとチケット・レシートが1枚ずつ出てきます。
チケットを取り忘れないようにに注意してください(以前筆者はチケットを取り忘れて、その後の手続きが大変でした笑)
料金は片道$17.20で、子供(5-11歳)は$8.60です。
なお、車でナナイモに向かう際は、事前に予約を入れておくことが必要です。BCフェリーのサイトで予約を入れてください。
フェリーのスケジュールは下記のBCフェリーのリンクで確認できます。West Vancouver-Horseshoe Bayをクリックすると時刻表を閲覧可能です。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/54ed5eecf9c82048986566fd4013d744.jpeg)
チケットを買ってフェリーに搭乗します!!
車やトラックも載せられる大型船なので、船内は広くて快適です!また、レストラン・コーヒーショップ・売店なども完備しており、退屈しません! Wi-Fiもありますが、速度は極めて遅いのでこちらはあまり期待しないほうが良いでしょう(笑)。
![BCフェリー](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/6dc3cbc66a342fe9fe5ce4b1eaf96178.jpeg)
…甲板に出ることも可能です。バンクーバーの山々も見えるので、カメラを構えてる人もたくさんいます。所要時間は約1時間40分。
![BCフェリー](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/424632fcf946767b67498267f3c0e59c.jpeg)
…航路では美しい島々も眺めることができます。
ナナイモのフェリーターミナルに到着した後は、公共バスを使って、ダウンタウンまで出ることが可能です。フェリーターミナルの目の前にバス停があるので、そちらのバスに乗ってダウンタウンへ向かいましょう。運賃は片道$2.50、Daypass(一日券)は$5.00です。
…このバス停からは何系統かバスが出ています。行先はバス停のボードに書いてありますのでそちらを参照にしてください。田舎町で気さくな人が多いですので、迷ったらダウンタウンに行くか運転手に聞いてみましょう。
ダウンタウンでもほとんど人がいない!? 都会から離れたカナダを堪能できる・ナナイモの魅力!
日本人で、このナナイモを知ってる人はほとんどいないのではないかと思われます。それほどマイナーなナナイモですが、街は自然にあふれており、こじんまりとしたカナダの田舎町の風景を楽しむことができる場所です。また周辺にはいくつも小さな島々が点在しており、船を使っていくことも可能です。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/5f60b2ccf9029d4880e007b9dd054e19.jpeg)
平日正午過ぎのダウンタウンの様子です。
他のカナダ都市、ビクトリア・バンクーバーなどと比べると、非常に人が少なく落ち着いている印象です。
その分自然以外見るものがないといったらそうですが(笑)、ローカルカフェなどでくつろぐのも、情緒がありいいかもしれません。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/f61ddb30fc3d2722a5e5422e31dde282.jpeg)
こちらはナナイモの玄関口・ウォーターフロント周辺です。ほとんど人がいなく、中心地とは思えないほどです(笑)。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/6a59c28ca0fee82d054124896167e5b3.jpeg)
船を保有している人が多いのでしょう、たくさんの船が止まっています。
ちなみにこの港からは、水上飛行機も発着しており、バンクーバーとの路線が存在しています。片道100ドル以上しますが、最短時間で移動できます。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/2a497eb88b28392073a3556596438e4e.jpeg)
ナナイモのウォーターフロント。湾に浮かぶのは、PetroCanadaのガソリンスタンドです。生まれて初めて船舶用のガソリンスタンドを目にしました(笑)。
そんなナナイモの港には、訪れたら絶対寄りたい、フィッシュアンドチップス屋さんがあります。
ローカル店で本場のフィッシュアンドチップスが食べられるので是非お勧めです。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/09c2584ef68a6d19b1fc658eb8959f53.jpeg)
…ウォーターフロントの目の前にフィッシュアンドチップス屋さんがあります。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/f7433c7928ed0db2181963e4deaacbcf.jpeg)
…バーガーがありますが、おすすめはフィッシュアンドチップスです。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/fa218be0c954a7e9a1cd419358b4559e.jpeg)
こちらはCod Fish(たら)のフィッシュアンドチップスです。コールスローとタルタルソースもついてきて、味はなかなかおいしいです! いままでフィッシュアンドチップスといったら脂っこいだけの料理だと思っていましたが、コールスローサラダが付くと、中和されてなかなかいいです。
![ナナイモ](http://fly-journal-ca.com/wp-content/uploads/2018/07/21d7db54475ceff4a79ad78c799d1e9b.jpeg)
ウォーターフロントの近くにはショッピングセンターもあり、小さな町に似合わないカジノも見つけました(笑)。
小さな町ですので、何泊もするのはお勧めできませんが、バンクーバー旅行のついでに日帰りで訪れる程度であれば、全然ありなのかなと思います。また、今回筆者は行きませんでしたが、周辺の島々は、景色がきれいでキャンプなども可能なそうなので、街だけではなく自然に触れあってみるのもいいでしょう。
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