日本最大の航空会社であるANAは、東京の成田空港・羽田空港をハブ空港と位置付け、日本の旅客のみならず、海外からの乗り継ぎ客にも人気のある航空会社です。
航空格付け会社である「SKYTRAX」から7年連続の5つ星を獲得するサービスの質は、他の航空会社とは一線を画すものであり、特にラウンジを含むビジネスクラスの評価は非常に高いエアラインです。
そんなANAは、国内(羽田・成田・関西)と海外(ホノルル)に、自前のビジネスクラスラウンジである「ANA LOUNGE」を設置しており、飛行機の出発前にシャワーを浴びたり食事を取ったりと有意義な時間を過ごすことが可能です。
それでは、ANAのラウンジ内のドリンクや食事はどのようなものが提供されているのでしょうか?
また、シャワーブースやビジネスデスクにはどのような設備が備わっているのでしょうか?
今回は、そんな成田空港の「ANA LOUNGE」について、ラウンジの内部を徹底的に紹介したいと思います!!!
*この記事は2020年3月現在の情報を使用しています。最新情報と異なる場合もございますのでご了承ください。
ANAのビジネスクラス・ラウンジ 概説
ANAのビジネスクラスラウンジ「ANA LOUNGE」では、これから海外へ向かう方のために、数多くの日本食・日本酒を含む食事やドリンク、シャワー施設、ビジネス用の設備などが豊富に揃っており、旅の前にリラックスしたり、バリバリ仕事を進めたい人には非常におすすめの空間です。
ANAは成田空港に「ANA LOUNGE」を3つ運営(2020年3月29日から3箇所目がオープン)しており、ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラスの乗客に他に、ANAの所属する航空連合である「スターアライアンス」加盟航空会社のビジネスクラスの乗客も使用可能となっています。
また、ANAの上級会員やスターアライアンスGoldの資格を持っている方が利用可能となっており、入場するには一定のステータスが必要となります。(有料で一般の乗客も利用可能)
ラウンジ利用条件
-ANAの上級会員(ダイヤモンド、プラチナ、SFC)
-スターアライアンス上級会員(ゴールド)
-プレミアムエコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラス利用客
-スターアライアンスのビジネスクラス・ファーストクラス利用客
-有償利用(4000~6000円)
なお、三箇所あるラウンジはそれぞれANAの出発便が使用する搭乗ゲートに近い位置に設置されています。
今回紹介するラウンジ内部の設備や食事は、第三サテライトと第五サテライトのラウンジを紹介して行きます。(どこのラウンジも基本的に同じサービスが提供されています)




ラウンジのサービスにも期待がかかります
ラウンジ内を徹底紹介!!(食事・設備など)
ここからはラウンジ内の設備を写真を中心に紹介していこうと思います!!
「ANA Lounge」の内部はどの様な雰囲気なのでしょうか?
設備や食事等をみていきましょう!!
食事・ドリンク
まず初めにラウンジの食事・ドリンクについて見て行きましょう!!
ANAのビジネスクラスラウンジでは、日本食を中心に、数多くの料理を揃えたビュッフェ形式の食事を取ることが可能です。
メニューは日々リニューアルしていますが、現時点(2020年2月)では以下の様になっています!!
食事
<サラダ>
-グリーンカール
-パンプキンサラダ
-紫キャベツジュリアン
-ミニトマト
-レッドオニオンスライス
-五種豆と五穀
-にんじんジュリアン
<ブレッド>
-マロンデニッシュ
-クロワッサン
-プチバゲット
-ベーコンブレッド
-バターロール
<サンドウィッチ>
-たまごサンド
-野菜サンド
-ハムチーズサンド
<おにぎり・巻物・稲荷>
-おにぎり各種
-太巻き各種
-稲荷寿司
<スープ>
-味噌汁
-酸辣湯スープ
-オニオンコンソメ
-日光湯波のスープ生姜の香り
**味噌汁以外は上記のうち一種類を提供
<ご飯>
-宮崎県産 だて正夢
<そば・うどん・カレー>
-きつねそば・うどん
-とろろわかめそば・うどん
-かき揚げそば・うどん
-カレーそば・うどん
-豚骨ラーメン
-チキンカレー
<温かい料理>
-スクランブルエッグ
-ポークソーセージ
-東村山黒焼きそば
-中華あんかけ炒飯
-ボロネーゼスパゲッティー
-ハンバーグ(おろしソース)
-焼売
-鳥の唐揚げ・フライドポテト
-山形風芋煮
-麻婆豆腐
-筑前煮と飛竜頭の炊合せ
-生姜焼き
-塩焼きそば
-神戸長田風ぼっかけ焼きそば
-六種の具材を使った旨煮
**上記のうち三種類を提供
<デザート・シリアル>
-杏仁豆腐とフルーツ
-プチケーキ(りんご・チョコレート)
-キャラメルシナモンサブレ
-コーンフレーク
ビュッフェ形式の食事の他にもヌードルカウンターがあり、ラーメンやうどん・そば・カレーライスなどをその場で作ってもらうことが可能となっています!!
外資系航空会社のラウンジと比べてメニューはかなり豊富で、出発までに食べすぎない様に注意が必要です!!




小さ目で食べやすい大きさで提供




これだけで結構な量です







座席
成田空港には全部で3つの「ANA Lounge」が存在します。(3/29日から)
それぞれのラウンジの間取りは異なっており「第3サテライト」のラウンジでは外の景色が一切見えなかったりと、雰囲気もそれぞれ独特です。
一人用のカウンター席からテーブル席・ソファー席などいろいろなタイプの座席があり、用途に合わせてリラックスすることが可能です。
ANAの出発便が重なる15~19時の時間帯には非常に混み合い、どのラウンジにも多くの利用客が集まりますが、座席の数は十分確保されており、座席がなくなる心配はない様です。


ほぼ全ての席に電源も完備していました



シャワールーム
シャワールームはどのラウンジでも利用が可能です。
シャワールーム用の自動整理番号発券機があり、スマートフォンから登録するとSMSの通知で、利用可能になり次第、ダイレクトメッセージが送られてきます。







基本的な使用時間は「10分以内」なのでキビキビ動く必要がありそうです
海外の航空会社のラウンジではあまり見ない「化粧水(kose)」も備え付けられており、ドライヤーはダイソンのものを使用可能です!!
水回りも極めて清潔で、業界トップレベルのシャワールームです!!
その他設備
ここからは、ラウンジ内で利用できる設備・サービスについて簡単に説明して行きたいと思います!!



専門の係が案内してくれます





総括
以上、ANAのビジネスクラスラウンジである「ANA LOUNGE」を紹介してきました!
筆者は、以前に上海の中国国際航空ビジネスラウンジや仁川の大韓航空のビジネスクラスラウンジをレビューしてきましたが、食事・ドリンクの種類や施設の清潔さ、静寂さ、ビジネス施設の充実度など、どの点を取ってもずば抜けて優れているラウンジだと感じました!!!
飛行機に乗る前の退屈な時間を有意義な時間に変えられるANAのビジネスクラスラウンジは、旅の始まりに、是非とも利用したい施設だと感じました!
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