近年、インターネットの動画投稿サイトにはかわいい猫動画が多数アップされ、書店に行けば猫の専門書や写真集がたくさん売られています。
また猫カフェは猫人気とともに増加傾向にあり、東京周辺にたくさんの猫カフェが出現しています。
これら猫ブームは決して日本に限ったことではなく、世界中で注目を集めているブームです。
そんな中、台湾・台北の郊外に猫の村として知られているほう侯硐(ホウトン)という人気観光スポットが近年日本でも注目を集めています。
日本にも、九州や瀬戸内海に猫がたくさん住む島がいくつも点在しますが、海外の猫の村は一体どのような場所なのでしょうか?
今回はそんな台湾の猫村・侯硐(ホウトン)について、公共交通機関のアクセス方法を含め紹介したいと思います。
猫村の概要
猫村・侯硐(ホウトン)は台湾の北部・新北市に存在する小さな村です。
かつては周辺の炭鉱からの石炭の積み出しで賑わっていましたが、鉱山閉山後は廃墟となっている建物も多数存在します。
そんな鉱山の街で、ネズミを撃退するため飼い始めた猫が増殖し、現在の姿になったとされています。
しかし、この村が注目を集めるようになったのは非常に最近で、篤志家による猫の管理が2009年に始まり、120匹もの猫が暮らす「猫村」と呼ばれ、台湾人なら誰もが知っている人気観光スポットになりました。
猫好きなら絶対に訪れたい台北の新観光名所です。










猫村への行き方
台北駅(Taipei Main Station)からのアクセス方法
・所要時間:約1時間
・運賃: 56台湾ドル(約200円)
・利用列車:宜蘭線(普通列車)
台北駅には、MRT(地下鉄)や高速鉄道(新幹線)などが走っています。猫村・猴硐駅(ホウトン駅)に行くには、国有鉄道である「台湾鉄道」・宜蘭線の普通列車を使います。
鉄道の改札付近に、自動券売機があるので「猴硐駅」のボタンを押してチケットを購入しましょう。
台北駅からは台湾東部の宜蘭という街方面への電車が出ており、「宜蘭」や「蘇澳」行きなどの電車に乗れば乗り換える必要がなく、猴硐駅に行くことができます。
ただし、台北駅から猴硐のある東方面に行く電車の中には、北東部の基隆行きや、猴硐駅に止まらない急行もあるため、それらの電車を避けるか途中の八堵駅(Badu)などで乗り換えるなどする必要があります。


猫たちは安全なのか?
猫村についてインターネットで調べていると、「この猫たちは本当に安全なのか?」「海外なので病気を持っていたら怖い」などの安全性を心配するコメントを多数拝見しました。
結論から言うと、ここの猫はすべて避妊手術や避妊手術や予防接種を受けており安心して触れ合っても全く問題がないそうです。
台湾には、「野良では無いのか? 」というように自由に散歩している犬を見かけますが(多分飼い犬)、猫に関してはは特に病気等も流行しておらず安全だということです。

まとめ
世界でネコブームが加速する中、日本人にも有名な猫村についてアクセス方法等を解説しました!!
台北付近には見所がたくさんありますが、少し街を離れて、田舎の猫村でネコに癒されるのも、本当の台湾を感じられて良いプランかもしれません。
機会があったら是非訪ねてくださいね!!!
*2019年8月現在
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