みなさん、アメリカの鉄道にはどのようなイメージをお持ちでしょうか?「アメリカといったら広いから移動は飛行機か車なんじゃないの?」、そう思う人が大半だと思われます。しかし、飛行機・自動車大国アメリカにもちゃんと鉄道は存在しておりそれを使って通勤するための路線だって存在します!今回はそんなアメリカの鉄道はどのようなものなのか? 短区間のCommuter Train に乗ってみて肌で感じてみようと思います。
鉄道と地下鉄の違い??
日本でいうと地上を走るいわゆるJRのような路線も地下鉄も、乗り方から雰囲気までそこまで違いはないと思われます。しかしアメリカ・カナダ・中国などは私たちの知っている普通列車(JRや東京メトロなど通勤用の電車)は、主に市内のみしか走っておらず、一般的にそれらをSubway(地下鉄)それ以外の遠くへ行く電車をTrain(鉄道)と区分していることが大半です。海外ではこのようなシステムが主流なため、日本はかなり独特なのだと思います(ちなみに中国などではTrain/鉄道に乗るためには、駅にあるゲートの前で待機し、飛行機のように搭乗開始の合図をもって鉄道に乗り込みます)
利用路線
今回は上で述べたTrain/鉄道に乗ってみました! アメリカ・ボストンから郊外へ運航するcommuter trainです!

改札も券売機も見当たらない? アメリカの鉄道
Commuter Train の出発駅 South Stationにやってきました!! 今回はボストンのフリーパスで行ける最低限の距離を乗車します! まずついて驚いたのが、列車数が少ないということです(笑)このSouth Stationは基幹駅でワシントンやシカゴまでいく長距離列車も含め各地にたくさんの路線があるのですが、通勤路線にもかかわらず、3時間に一本など本数がまばらです(笑)また夜発でワシントン行きが2便ありましたがどちらも4時間程度遅延になっていました(笑)さらにホームまで改札は一切なく、出入り自由ということも面白いです。
10分前に発車番線が決定? 気持ち悪いアメリカの電車

乗る予定の電車は出発10分前になってようやく「③番線に来てください」とのこと、いよいよホームに出ます!!すると電車が止まっているのですが…なんていうか、とてもごつごつしていて不気味です。ホームはとても長いのですが人は全然いなくさらに薄暗くお化け屋敷のようです(笑)そんなこんなしていると、反対のホームに「カンカンカン」と轟音を立てて別の列車が入ってきました… 真夜中に踏み切りがなっているような雰囲気で、とても恐ろしかったです(笑)気持ち悪いのでさっさと車両に入ります。

70年代製?? ひどく薄暗く汚い車、

写真じゃ伝わりづらいですが車内は… かなり汚く年期も入っています。おまけにシート幅はLCCのほうが広いんじゃない?ってくらいです(笑)さらにに8両くらいの列車なのに他の車両はすべて立ち入り禁止になっていました(笑)なんてもったいない。。。
続いて列車は出発、、、切符の検察は出発して直後に行いました! 乗客はこの1両に40人ほど…まあこんな不気味で汚い電車なら車のほうが遥かにましといえるほどですからね(笑)
誰もいない到着駅、お化けでも出そうな雰囲気…
ようやく目的地である駅に到着、降りる人は私含めて5人ほどです。降りて驚いたのが…暗い長ーいホームに私たち以外誰もいないということです(笑)雰囲気は本当にホラーといった感じでした(笑)さらに地上に出ても駅員一人おらず、アメリカの鉄道がいかにひどいか感じるには、十分な経験となりました(笑)


…人っ子一人いません。。。
まとめ
今回初めてアメリカの鉄道に乗って、星をつけろと言われたら0個が妥当でしょう(笑)車社会で需要がないことが理由だと思われますが、鉄道の駅の雰囲気などは、スラムや犯罪が起こりそうな雰囲気で、できればもう乗りたくないです(笑)また、アムトラック(長距離電車)などは雰囲気が違うと思われますので、ぜひ機会があったら乗ってみたいものです。
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