「ワシントンDC」といったらおそらく日本人なら誰でも知っている地名だと思われます。D.C.は、District Columbia の略で、どこの州にも属さない、アメリカでは特別な都市です。皆さんご存知のように、アメリカの政治はここを中心に動いており、アメリカ国内でも、世界的にも重要な都市となっています。今回はそんなワシントンDCの国際空港から市内へのアクセス方法について解説していこうと思います。

ワシントンDCの玄関口!ダレス国際空港
ワシントンDCには、大きな空港が2つ存在します。今回紹介するダレス国際空港とロナルドレーガン空港です。この二つの空港をざっくり説明すると、日本でいう関空と伊丹のような関係で、ダレス空港は主に長距離国際線とそれ以外の路線を、ロナルドレーガン空港は比較的短距離のアメリカ国内線やカナダ路線を中心に飛ばしています。そのため、東京からワシントンDCへの直航便はすべてダレス国際空港に到着することになります。
(ex. 東京からはユナイテッド航空とANAが毎日1便ずつワシントン/ダレス空港への直航便を就航しています。)
ちなみに面白いことに、このワシントン/ダレス空港はワシントンの特別自治区内ではなく、バージニア州の端っこに位置しています。ワシントンDCはそこまで大きくないので、国際空港は隣の州に存在しているといったイメージです。
それでは、ダレス空港から市内へのアクセス方法について、交通手段を解説したいと思います。
①Taxi
料金:60‐80ドル+チップ(15‐20%)(メーター制)
所要時間:40-60分(ダウンタウン中心部)
どこでも最も便利な方法であるTaxiですが、やはりかなりお高くついてしまいます。到着ロビーからTaxiの案内へ進んでいけばOkayです。
②シャトルバン
料金:25-40ドル程度(荷物一個につき1ドルのチップ)
時間:40分-
アメリカではおなじみのシャトルバンです、GO Airport ShuttleやSuper Shuttleなどの会社があり、到着ターミナルにカウンターがあります。交渉して値段をアレンジしてもらいますが、同乗になるので、最後の目的地などになった場合は、時間がかかります。
③シルバーライン・エクスプレスバス
料金:7-13ドル (シルバーラインの駅まで5$ 駅から電車で市内まで2-6ドル)
所要時間:45分(駅までは10分ほど) 時間:6:00-22:30頃(20分間隔で運転)
安くいく交通手段の一つがバスで、シルバーライン 「ウィリー・レストン・イースト駅」 まで行きそこから地下鉄に乗り市内へ行く方法です。バスは空港到着階の4番出口に到着します(4番出口にカウンターがあるので、そこで駅まで5ドル支払います)。また市内までの鉄道の運賃は時間によって変動しますのでできるだけ安くいきたいなら、昼間などの利用がおすすめです。ちなみにシルバーラインは延伸の工事をしており、近い将来は空港に直結します。


…駅からは地下鉄に乗り換えます
④メトロバス【最安ルート】
料金:7ドル(お釣りは出ません!!運転手に直接料金を支払います)
所要時間:50分(渋滞に巻き込まれる場合もあり) 時間:5:50-22:30(30分間隔で運転)
もっともリーズナブルな路線です。ちなみに公共バスなのでそこのところは念頭に入れておきましょう。到着ターミナルを出たところすぐのとこにある中洲、カーブE2に到着します(バスの系統は5A)5A。途中いくつか停車しますが、終点はダウンタウンのランファン・プラザ駅です。なお、市内から空港までのバスは、平日だと4:45分が始発便です。

…こちらサブウェイの写真ですが、ワシントンDCの公共交通機関は、アメリカとは思えないほどきれいでスタイリッシュです。
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